世界をスケッチ旅行してまわりたい絵描きの卵の備忘録と雑記
魔法の絨毯 -美術館めぐりとスケッチ旅行-
ゴキブリ軍団、最後の聖戦(続々)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/7c/42c073db90acdc59953f2fb5013b771d.jpg)
チャバネの奴らは、クロの比ではないスピードで繁殖する。しかも家庭での駆除は不可能だというから、始末が悪い。
飛ぶことができず、行動範囲はせいぜい2~3メートルというが、ときおり冒険して遠出する奴がいて、キッチン以外にもぽつり、ぽつりと出没する。そこが住み好ければ、その飛び地で繁殖する。で、キッチンから旅立って、モデム裏で繁殖したチャバネ一族もいる。
本来なら、寒さに弱いので冬を越せないという。冬を越せなければ、数はリセットされる。が、数々の文明の利器に乗じて、奴らは暖かい場所を探し出し、生き延びる。
とにかく冷蔵庫の裏や下。冷蔵庫の横に、磁石で献立の紙を貼ってあったりなんかすると、その紙の下に、奴らがびっしりと群がっている。
一度、冷蔵庫下に薬剤をシューッと一吹きしてみたら、とてつもない数のチャバネが悶え苦しみながら這い出てきた。ううう、この薬剤って、まるで毒ガス。精神衛生上、良ろしくない。
チャバネの死骸を後でかき集めてみると、小山になった。こんなふうに成虫を退治するのって、焼け石に水だな、こりゃ。
To be continued...
画像は、ヴェダー「死の杯」。
エリフ・ヴェダー(Elihu Vedder, 1836-1923, American)
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