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千恵子@詠む...................

リンクにて開く世界は万華鏡 あれやこれやと交差の果てへ

獄殺を

2011年09月15日 | 詠む

獄殺を吾ゆるさじと駆けつける 集いありけり狼再審

多発性骨髄腫、脳梗塞。とても重い病気に罹っているのに、満足な治療を受けられない。丸岡修さんのように獄殺されるのを許さない。だから、行きます。

生き抜く狼―病舎からの再審報告

 一九七四年の三菱重工爆破闘争などで八七年に死刑が確定した、東アジア反日武装戦線狼部隊の大道寺将司さん、益永(旧姓・片岡)利明さんは、現在、殺意の不存在をめぐって第三次再審を請求しているところです。

 この第三次では、ビル空間における爆発力の拡大をテーマにしており、狼が意図しなかったところで爆発力が増大し大惨事を引き起こしたものであることを、科学的実験に基づき詳細に立証しています。現在、最高裁に特別抗告中です。

 ところが、大道寺さんは多発性骨髄腫に罹患し、益永さんは脳梗塞に倒れています。長期にわたる拘禁が、その原因であることは言うまでもないでしょう

 そこで私たちは、獄中の二人の近況報告と獄中医療の問題、再審請求の今後の見通しなどについて報告する集会を予定しています。ぜひ、多くの方のご参集をお願い申しあげます。

日時 :9月17日(土)14時~

場所 :日本キリスト教会館4階(東京・早稲田)新宿区西早稲田2-3-1 03-3202-6145 

主催 :東アジア反日武装戦線への死刑・重刑攻撃とたたかう支援連絡会議(支援連)
会費 :500円

内容 :川村理弁護士「第三次再審と今後」

大谷恭子弁護士「獄中医療の現状」

新しい世代の語る「反日」(特典映像上映あり)


◎問合せ先 電話〇三―三八一二―四六四五(風塵社)

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「はじめに言葉ありき」

2011年09月14日 | 芸術

はじめに言葉ありき」 LIBRA誌9月号

東京弁護士会の月刊誌「LIBRA」は、インターネットでも読める。人権賞かんれんで、わたしも載ったことがある。

毎号「わたしの修習時代」という欄がある。今号は兼川真紀弁護士が書いている。「はじめに言葉ありき」、蓋し名文である。ありようをうまく捉えている、的を射ている。

いま問題になっている検事の取調べ、検面調書を裁判官が認定する様子を、体験を踏まえて描いている。そして「自分の使う言葉に嘘をつかなくてもすむ弁護士になった」、なるほど。

納得しながら、検事も判事も傲慢な奴らだと憤る気持が湧いてくるのは、わたしがひねくれているからかなあ。被疑者・被告人・死刑囚に、お友達がいるからかしら。

ちなみに「はじめに言葉あり」とは、新約聖書「ヨハネ福音書」の冒頭の言葉として有名。

Comments (6)
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12人

2011年09月13日 | 詠む

12人大量逮捕に膨らむは 「3・11」の半年後...いざ!

ムキンポ君んとこ

日々坦々ブログ

時間がなくて、参考資料を挙げてる暇がない。ほかにも貴重なのがあったが...。

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生物に

2011年09月12日 | 詠む

生物に拘る吾のポリシーぞ 一葉札に揺らぐ夜なる

セイブツじゃないよ。ナマモノ。と言っても、刺身じゃないよ。

新宿ネイキッドロフトの予約をして、一番前の席を目指していた。やはり現場で観たいもの。

しかし、ユーストリーム中継があると知り、交通費を含めると樋口一葉冊が飛んでいくのを節約することにした。

昼ごはん代250円として、20日分だもの。

ところで、空前のチリのデモは...どうだったのだろう。

東京では12人逮捕と聞いているが(産経新聞)...。

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鉢呂くん

2011年09月11日 | 詠む

鉢呂くん原発ゼロを言ったなら 粗探しされ強制辞任

失言なんて、どこにもない。なのに...。 (鉢呂吉雄経済産業相の「死の町」(「死の街」)発言を契機にした事態)

強く抗議する。

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中国の

2011年09月10日 | 詠む

中国の彼女たちから透けて見ゆ 飾りのごとき日本の女

ワンちゃん」 楊逸(ヤン・イー) 文藝春秋

中国で見合いをして、日本の田舎で慣れない生活を始める中国人の女。そして、お見合いツアーの企画。たくましく活写されたさまが、せつない。

容色や若さが厳然として「価値」となる。女が消費の対象。男の価値の物差し。略奪の合意? 頭が痛くなる現実。いろいろ考えさせられた。

もう1作の「老処女」。これも凄い題名だ。こちらも、しみじみした物語。

芥川賞受賞作の「時が滲む朝」も、読んでみようかな。

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「満月の夕」 Noche de Luna Llena

2011年09月09日 | 芸術

「満月の夕」 Noche de Luna Llena ラテンアメリカ連帯バージョン

震災半年を前に、メキシコを中心にペルーやアルゼンチンの音楽家たちが集まって日本への連帯の気持ちを込めて作ってくれた作品です。

原曲は、阪神淡路大震災の時に、瓦礫の中から立ち上がる人々をテーマに、大阪の作曲家 中川敬さんがつくったものです。

Youtubeで無料で公開されており、3分ほどですので、ぜひごらんください。

http://youtu.be/00VHw7_tmxw

【参加者】
原曲:「満月の夕」
作:中川敬・山口洋

Vocal: カルミナ・カンナビーノ Carmina Cannnavino(ペルー)、
カルロス・ポルセル  Carlos Porcel "Nahuel" (アルゼンチン)、
パトリシア・カリオン Patricia Carrion (メキシコ)、
ラファエル・メンドーサ Rafael Mendoza (メキシコ)、
八木啓代 Nobuyo Yagui (日本)、
Piano: ホセ・モラン José Morán(メキシコ)、
Guitar: カルロス・ポルセル Carlos Porcel "Nahuel" (アルゼンチン)
Violin: エルネスト・アナヤ Ernest Anaya (メキシコ)
Bandoneon: セサル・オルギン Cesar Olguin (アルゼンチン)

Recorded at Masruido Studio, Mexico City
Recording Engeneer: マヌエル・モラ Manuel Mora
スペイン語詞: Patricia Carrion, Rafael Mendoza

写真提供:被災地写真 石田昌隆 Masataka Ishida
日本の自然 岡部好  Koh Okabe

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「誰が司法を裁くのか」

2011年09月08日 | 

誰が司法を裁くのか」 リーダーズノート新書

ゾッキ本だから買わないように。

第1章で元裁判官の井上薫が出てきたりして、うんざり。テキトーにコメント取って歩いて雑誌に書いて、その使い廻し本。

日弁連会長にインタビューできなかったくだりが、しつこい。「ジュディシャル・ワールド」とかいうチンケな雑誌が、雑な企画書だして通ると思ってんのかね。 58頁

以下、備忘録。(いちおう、知らないこともあったので)

ニューヨークでは、刑事事件の95%以上が司法取引で処理 102頁

司法取引を拒否し28年半牢に入った無実の女性 106頁

米国の刑事訴訟弁護士の役割=無実の被告に、司法取引を成立させるため「やりました」と言わせる? 110頁

被害額3銭の窃盗 114頁

米国では駅や空港など公共施設、民間の飲食店などでコンセントから電気を利用することを咎められ罰せられることは殆どない。 122頁

異状死体の9/10は、死因を解明しない。 134頁

破産申立代理人の司法書士? 嘘だろ。ありえねーよ。以下、略。157頁

 

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パワハラで

2011年09月07日 | 詠む

パワハラで自殺の裁判証人を 尋問するは山場なりけり

以下、女性ユニオンサイトから転載

-----------------------------------

外資系パワハラ自殺裁判 証人尋問の概要が決まりました。   

傍聴をよろしくお願いします。

○ 9月8日(木)  10:00~17:00   

パワハラ被告:太田(元人事部長)   パワハラ被告:清田(元社長)   

原告:菊池さん   場所:@東京地裁527号法廷

原告側弁護士:中野麻美 小川英郎 山本志都

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法テラス

2011年09月06日 | 詠む

法テラス明るく照らせ内側も 非正規差別ここにもありか

内側も明るく照らせ」ブログ

法テラス労働訴訟応援団ブログ

06年に設立された「日本司法支援センター」。総合法律支援法に基づく、特定公益増進法人。

略称法テラスって、表向きは「法の支配を遍く行き渡らせる、照らす、明るい」イメージよね。

ところがどっこい。非正規差別は、あるんだ。

国家による弁護士管理の一環という大問題もあるが、いずれ時間を取って追求したい。

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「9・11」

2011年09月05日 | 詠む

「9・11」あれから10年そしてまた チリ・クーデター38年

2001年9月11日 未曾有の事件。事件映像が何度も繰り返されたようだが、わたしは殆ど見ていなかった。テレビ無い歴ん十年というのもあるが、情報収集には目配りを欠かさない私が何故か。その理由は、仕事に追われていたからだ。ちなみに、この年の1月にブッシュ二世(偽ではない、最悪の奴)が大統領に就任したのが悪夢の始まりかも...。

手元にある10年連用日記を、ぱらぱらと捲る。博文館のA4判の高級日記を付け始めたのが、この年だ。1日1日の歩みを確実なものにしようと、どんなに疲れていても毎日綴っていた。

わたくし事になるが、10年前はS法律事務所で働いていた。朝から晩まで独楽鼠...こまねずみ・くるくる状態だった。どれだけ残業になるかが不明なので、夜の予定は何も入れない。そして連日の長時間残業。土日は、翌週への体調を整えるだけで精一杯。生涯で一番苦しかった時期。自殺しなかったのが不思議なくらい。そんな日々が4年間続いていたので、社会現象に関心を寄せる余裕は無かった。とても素敵な弁護士たちの事務所だったけれど、過労死まぎわで退職せざるをえなかった。不徳の致すところ。

War on Terrorが、どれだけ我々を蝕んだことだろう。

今年の5月。オサマ・ビンラディン容疑者は、裁判にかけられることもなく米軍に射殺された。

この十年を振り返ってみたい、今日この頃。

チリ・クーデターは、1973年9月11日。アメリカ大陸では「9・11」と言えば、それまでこれを指していたほど歴史に残る大事件。映画「サンチャゴに雨が降る」は2回観たが、知れば知るほど南米は気になる地域だ。

ということで、「9・11」は下記の企画に行こう。↓ 以下、転載。

トークバトル 郷原信郎×八木啓代
(東京都新宿区百人町1-5-1 百人町ビル1F)
電話予約 TEL 03-3205-1556
OPEN18:30 / START19:30 前売¥2,000/当日¥2,300(共に飲食代別)
アクセス/JR・東京メトロ「新宿」駅徒歩10分、JR新大久保駅徒歩5分   地図

アメリカの9.11、小泉郵政選挙の9.11、チリ・クーデターの9.11。


いうまでもなく、今回の震災と原発事故からちょうど半年の節目の日であり、しかも、例のフロッピー前田事件で逮捕された、前田元検事の上司、大坪元特捜部 長・佐賀元副部長の公判が翌日12日からはじまるという、このとんでもなく濃ゆい日曜に、法律とコンプライアンスの守護神・郷原信郎弁護士と横紙破りのラ テン女・八木啓代のトークバトルが炸裂。

原発、検察、政治話題が入り乱れ、とんでもないネタが飛び出す可能性も。

さらに熱血ギタリスト、ホセ有海を迎えて、後半戦では音楽ライブも。驚きの乱入ゲストがあるかも?!


【出演】 郷原信郎(名城大学教授、弁護士、元検事)、八木啓代(ラテン歌手)、ホセ有海(ギタリスト)

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「たぶらかし」

2011年09月04日 | 詠む

「たぶらかし」こんな仕事もあるかもね 代役稼業マキの冒険

たぶらかし」 安田依央 集英社

すばる新人賞の受賞作。

筆者はミュージシャン、司法書士、終活ファッションショーもするNPO法人主宰と...さまざまな顔を持つ。

家族の幻、ここまで進む。代役政治も?

Comments (2)
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「ボロを着た

2011年09月03日 | 詠む

「ボロを着た王子様」とは太郎くん あいかた次郎にんき猿なり

ボロを着た王子様」 村崎太郎 ポプラ社

加盟している労働組合からチラシを貰った。猿まわし芸だ。

ずいぶんと前に銀座で観た覚えがある。ほかに、どこだったかしら。伝統芸かあと思いながら、次郎くん太郎くんの掛け合いを微笑ましく思ったものだ。

気になって本書を読んだら、列車を乗り過ごすほど夢中になってしまった。彼らの芸の裏には、奥深い物語がある。

うつになったこと。 143頁

新しい分野に挑戦する姿 米国での果敢なプロジェクト 182頁

お父ちゃんがに上下水道を通すため、天皇来県時に国体道路での「うんこ撒き散らし予告・肥桶作戦」なりで見事に成功したこと。 258頁

インターネットで「ブラッキー村崎」と、目いっぱい傷めつけられたこと。 294頁

ポプラ社から発行されているが、小学生から85歳の野中広務まで、あまねくひとに薦めたい良書である。

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「検察の正義」 郷原信郎 ちくま新書

2011年09月02日 | 

検察の正義」 郷原信郎 ちくま新書

2009年9月の本なので、2年前のもの。もっと早く読む筈だった。全国の検事に配りたい良書。

備忘録

公安部のとき、中核派やオウム真理教も取り調べたんだ。

「正義の実現」 「実体的真実の追求」が日本 米国との違い 59頁

長銀と「国策捜査」 98頁

政治資金「規正」法の由来 106頁

小沢と「国策捜査」 117頁

公判をパフォーマンスの場に 133頁

形式犯を「別件捜査」 135頁

民意の尊重とは (真逆の現実) 142頁

「捨石」としての西松建設 143頁

明石夏まつり 検察 147頁

産婦人科医の逮捕・起訴 151頁

造船疑惑と法務大臣指揮権発動の真実 (これも真逆) 157頁

戦艦大和←(こんな、おまぬけだったとは) 大艦巨砲主義 164頁

「歩兵戦」 2日間取り調べして結果が出なかったら「空中戦」 197頁

サッカー型フォーメーション 199頁

終章の「長崎の奇跡」に感銘した。当事者が自画自賛してるのかと勘ぐりたくなるほどの、信じられない話だが....郷原信郎の話を6回位聞き、懇親会で生の姿を何度も観たので...真実なのだと確信する。

「9・11」 米国の9.11、小泉郵政選挙の9.11、チリ・クーデターの9.11。この日に開催される「郷原信郎×八木啓代 トークライブ」 新宿ネイキット・ロフトの予習も兼ねて読了。

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長月を

2011年09月01日 | 詠む

長月を迎えてやはり気になるは 稲の稔りとミリシーベルト

昨日の「フクシマ原発禍」映像。緊急紹介したせいで、拙ブログに304人の訪問者。たぶん07年の開設以来の最多の数字。ちなみに4年間で延べ13万人が訪れたんだ。どうもありがとう。

ドイツからの放送を、確認がてら何度か観なおした。お米は基本。瑞穂の邦だもの。

半減期は、放射能の種類によって違う。いずれにせよ恐ろしさに、気の遠くなるような現実。くわえて天候不順も、心配だわ。

稔りの秋を控えて、気になるところだ。お米も野菜も果物も。

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