実在したソビエト連邦の宇宙飛行士、宇宙を何百日も飛んでるうちに国が無くなった、そして帰れなくなったセルゲイ。
キューバでマルクス主義を専攻しソ連留学も果たしたが、冷戦末期に困難な生活を送る無線好きな大学教授セルジオ。その二人が宇宙を通して親友になる物語。さらにはNASAまで巻き込む世紀の大作戦。
おしゃまな6歳女児も、大活躍だい。苦しくても明るいキューバ。音楽も、のりのり。
自宅に侵入した公安スパイをフライパンで殴る、お婆ちゃん。やったー。死んだんじゃないかと皆が心配すると「悪人は死なない」と一言。かっけー、渋い。
91年頃は監督もセルジオ同様に経済危機に直面し、秘密の蒸留酒製造所で子供のミルク代を稼いだんだって。