映画「バハールの涙」
原題:太陽の女たち バハールが結成した戦闘部隊の名前
2014年のクルディスタン。
町がIS(イスラミックステート)の襲撃を受け、夫たち男が皆殺しにされ、息子を戦闘要員として育成するために連れ去られ、バハールもISの幹部に性奴隷として売り飛ばされる。飽きると奴隷市場で、なんども売られる女たち。
命がけで逃げ出した彼女たちは、戦闘部隊を作る。息子たちを取り戻すためだ。
「女に殺された者は天国に行けない」と信じるISの戦闘員たちに闘いを挑む。彼女たちの歌が良い。
それにつきそう隻眼のジャーナリスト、マチルダ。彼女は戦地で片目をなくし、夫は戦争取材で死んだ。そして離れた地に娘がいるという、やはりまた極限の状況で記録を取り続ける。