「ゲバラの夢 熱き中南米 -君の星は輝いているか〈Part2〉」 伊藤 千尋 シネフロント社
2009年の本書刊行当時は仕事が忙しくて、夢のある本を読めない情況だった。
本書は、映画雑誌『シネ・フロント』に掲載された記事をまとめたもの。
筆者は東大法学部卒の朝日新聞記者。当時は、ぴんとこなかったが60歳で退職してから出版した本書。
ゲバラの生き方を紹介した1章、キューバ革命50年&映画3本紹介の2章が、とても面白かった。
中南米を熱くみていたので、なるほどなるほどと。
------------ 目次 -----------------------
★第1章 ゲバラの夢 理想を抱き、理想に生き、理想に死んだゲバラ
★第2章 キューバ革命から50年 ☆キューバ革命の道のり カストロの実像 革命はなぜ起きたか 革命後とカストロ後 ☆在キューバ米軍基地:『グアンタナモ、僕達が見た真実』より ☆キューバが目指すもの:『シッコ』より ☆革命:『ぜんぶ、フィデルのせい』より
★第3章 熱き中南米 ☆エルサルバドル:『イノセント・ボイス 12歳の戦場』 ☆コーヒーの産地・中南米:『コーヒーのおいしい真実』 ☆ブラジル:『Oi(おい)ビシクレッタ』 ☆ブラジル:『クアトロ・ディアス』 ☆チリ、ボリビア:『敵こそ、我が友~戦犯クラウス・バルビーの3つの人生』 ☆<インタビュー>ニカラグア:『カルラの歌』 ☆<インタビュー>アルゼンチン:『スール その先は…愛』