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百年前「貧乏物語」ふかいなあ 河上肇の現代語訳

2018年06月09日 | 詠む

「貧乏物語 現代語訳」 河上肇 佐藤優 講談社新書

百年前、欧州留学から帰ったばかりの京大教授の河上肇が、朝日新聞で連載したためか、末長くベストセラーとなった考察。

最初から元本を諦めて、訳本で読む詠む。なさけないねえ。

経済学者の作なので身構えたが、おもしろい。河上肇って純なひと。あのころのひとって、みんな真剣だったんだなあ。

--------- 目次 緑地は千恵子メモ --------------------

(1)はじめに 『貧乏物語』と現代(佐藤優)
  ①「パナマ文書」は何を語るか--資本主義は格差を生む
  ②トランプ、サンダース旋風の正体
  ③教育の右肩下がりの時代
  ④いくら働いても貧乏から脱出できない
  ⑤貧富の格差が拡大した100年前と現代
  ⑥河上の思考実験を引き継ぐ

(2)『貧乏物語』
 序(弘文堂版)
 上編 いかに多数の人が貧乏しているか
  第1章 「貧乏線」を生きる人びと ふむ 具体的だ
  第2章 豊かな先進国の多くの貧乏人
  第3章 イギリス児童食事事情
  第4章 貧乏との大戦争 そうなんだ

 中編 何ゆえに多数の人が貧乏しているか
  第5章 なぜ人間社会は発達したか
  第6章 機械の発明という衝撃
  第7章 贅沢品と生活必需品

 下編 どうすれば貧乏を根治できるか
  第8章 貧乏をなくす三つの方法
  第9章 アダム・スミスの間違い
  第10章 経済体制の改造か個人の改善か
  第11章 経済問題は究極の社会問題
  第12章 贅沢廃止論
  第13章 経済学と倫理学

 付録 ロイド・ジョージ ←命がけで闘った女たちが 別荘を爆破した政治家 

(3)おわりに 貧困と資本主義(佐藤優)
  ①性悪説のピケティと性善説の河上肇 ←なるほど
  ②働いても貧乏から脱出できない--『貧乏物語』(上編)解説
  ③貧乏の原因は何か--『貧乏物語』(中編)解説
  ④貧乏をなくす三つの方法--『貧乏物語』(下編)解説
  ⑤善意の帝国主義者--ロイド・ジョージ論 ←河上の激褒めに びっくりん
  ⑥ふたたび貧困は社会問題になった
  ⑦教育の無償化という貧困対策 ←これ やらないと日本ほろびる もう無理?
  ⑧人間関係の商品化
  ⑨資本主義の矛盾を解決する二つの方法

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