映画「未来に花束にして」
原題:Suffragette
日本人には馴染めない展開から始まる。
1912年のロンドン。女性参政権を求める女たちが、商店のガラスに石を投げる場面。こんな過激なことしてたんだ。その後には複数の郵便ポストに爆弾、電話線の切断。大政治家ロイド・ジョージの別荘を爆破させる。国王が来る競馬場で、抗議自殺。
夫に離婚され、最愛の息子を奪われ、逮捕されハンガーストライキをすれば強制給餌され、解雇されれば工場長に熱いアイロンを押し付けて怪我させる。主人公のモード(写真の中央、最初は23歳という設定)は、原理主義者!?化していく?? 追い詰められて、ならざるを得ない?
ふざけた邦題のもとは、モードが初めて逮捕された後に花束を貰うことからか。帽子に花を飾るのが連帯の印だからか。