「起て、飢えたる者よを訳詞した怪優★佐々木孝丸」 砂古口早苗 現代書館
笠置シヅ子ルポを描いた著者は、インターナショナル訳詞者の俳優も調べてるんだ。
-------------- 目次 緑字は千恵子メモ ----------------
序章 敗北者の逃走 自伝では敗北者と書いてるけど、「転向」とは違うということか なんと誠実なひとだろう
第1章 大正の薫風 今の新劇は駄目駄目だけど、しっかり実験演劇やってたんだー
第2章 ああインターナショナル 佐野碩が訳詞と聞いてたけど、実は彼が最初に訳したんだ
第3章 昭和の暴風 共産党員でもない演劇人が弾圧される 仲間では佐野碩が転校して外国に逃げてった 滝沢某などたくさんのひとの転向
第4章 戦後娯楽映画脇役半生 脇役、悪役、月光仮面も見てみたいな
終章 怪優の陰翳 インターナショナルが出て来る映画も解説してる 「光の雨」の森恒夫が山本太郎だったと知ったわ