141分という長尺ものなので、昼飯は蕎麦にした。テオ・アンゲロプロス的眠り拷問予感がしたからだ。
予想通り、ばたばた直前にやってきた隣の席のひとは3分で船を漕ぎ出し、ほぼ寝てた。まー普通の日本人は寝ちゃうだろうな。ちなみに寝てたひとは終わった瞬間に、脱兎のごとく出てった。迷惑なやつ。
副題にはイタリアの島とあるが、地図を見るとアフリカの方が近いんだよね。
何万もの難民たち。白い防護服をきた役人、軍隊?いがいに対応するのは医師ひとり。村人は接触しない。そして12歳の少年サムエレと、その家族。なぜかDJ。
詩的と評したひともいたけれど、なんとも独特の映像。
雑誌「世界」最新号に中村一成による、監督インタビュー。観る前か後に読むことを、推奨。