12月24日の「検察の在り方検討会議」について、1時間の映像。メモを取りながら見たが、その後に郷原信郎弁護士本人のまとめを見つけたので引用。
>検証結果は、社会に対して事実を客観的に明らかにし、原因分析を行い、再発防止策を打ち出すものでなければならないが、今回の最高検による「検証」は、事件の見方自体に客観性を欠いており、しかも、原因分析が極めて不十分だと厳しく批判し、このような内容の検証結果を現時点で公表すること自体が問題
>第一の問題は、犯人隠避で起訴されている大坪前特捜部長と前田元検事の個人的な資質の問題が原因であったように問題を矮小化
>第二に、村木氏を逮捕・起訴したことを基本的に前田個人の問題としていること
>今回の不祥事の当事者である最高検が主体となって検証を行うこと自体が、不祥事対応としてはあり得ない話であり、その根本的な問題が露呈したと言わざるを得ない。検察の在り方検討会議では、一から事実関係の検証をやり直さざるを得ないであろう。