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チエちゃんの昭和めもりーず

 昭和40年代 少女だったあの頃の物語
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百ケ日

2017年04月30日 | チエの玉手箱
早いもので、今日は父の百ケ日でした。
弟たちは仕事で来られないため、私たちが母を連れて墓参りに行きました。
ヒロシがプレゼントした車いすに母を乗せ、息子が押して白い桜の下を通って行きました。

それでも母は疲れてしまったらしく、
「お父さん、もう墓参りには来れないかもしれないから、ごめんね。」とお墓に向かって話しています。

お供え物をしようと紙袋を見ると、味付けごはんと煮物を盛り付けたパックが2つ。
不思議に思っていると、
「4月30日は私の母親の命日だからお参りに行きたかったけれど、もうこれ以上は歩けないから・・・無理だね」と言う。
母の実家のお墓は同じ墓地にあるのですが、ずっと高台の方向にあるのです。
そこで、私が代理で墓参りをしました。
一度も逢ったことはないけれど、もう一人の私の祖母です。

おばあちゃん、あなたの娘はあなたの倍以上も長く生きたんですよ。
よかったですね。
もう少し、あと少し、あなたの娘を見守ってあげてくださいね。


誰でも、母親というのは特別な存在なのだなと思います。
そこへいくと、男親というのは損だなとも思ってしまいます。

お父さんの百ケ日だというのに罰当たりなこと考えちゃったな!