早いもので、今日は父の百ケ日でした。
弟たちは仕事で来られないため、私たちが母を連れて墓参りに行きました。
ヒロシがプレゼントした車いすに母を乗せ、息子が押して白い桜の下を通って行きました。
それでも母は疲れてしまったらしく、
「お父さん、もう墓参りには来れないかもしれないから、ごめんね。」とお墓に向かって話しています。
お供え物をしようと紙袋を見ると、味付けごはんと煮物を盛り付けたパックが2つ。
不思議に思っていると、
「4月30日は
私の母親の命日だからお参りに行きたかったけれど、もうこれ以上は歩けないから・・・無理だね」と言う。
母の実家のお墓は同じ墓地にあるのですが、ずっと高台の方向にあるのです。
そこで、私が代理で墓参りをしました。
一度も逢ったことはないけれど、もう一人の私の祖母です。
おばあちゃん、あなたの娘はあなたの倍以上も長く生きたんですよ。
よかったですね。
もう少し、あと少し、あなたの娘を見守ってあげてくださいね。
誰でも、母親というのは特別な存在なのだなと思います。
そこへいくと、男親というのは損だなとも思ってしまいます。
お父さんの百ケ日だというのに罰当たりなこと考えちゃったな!