気まぐれ徒然かすみ草

近藤かすみ 

京都に生きて 短歌と遊ぶ

箸先にひとつぶひとつぶ摘みたる煮豆それぞれ照る光もつ

昨日の朝日歌壇&more

2005-12-27 11:05:40 | 朝日歌壇
旧友がノックもせずに入り来て笑っているような冬の日射しよ
(カナダ 堀千賀)

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短歌人1月号が送ってきて大急ぎで読みはじめる。これが毎月膨大な内容で、なかなか読みすすまない。
今年は、朝日歌壇のコメントをこのブログでずっとやってきて、これが月曜日の恒例になっているので、やろうと思うが、短歌の読みのアタマの切り替えが出来ずに混乱する。
例えば、この☆がついた歌。そんな友達がいない私にとっては、わからない歌だ。旧友がノックせずに入って来て笑っていたとしたら、そう素直に読めば、気持ちが悪い。新聞歌壇は、大勢の人に読まれ、短歌を身近にする場所だと思う。それを楽しみにしている人が居ることは当然だし、よくわかる。しかし、短歌人誌と並行して読んで、正直、混乱する。

風信には、奥村晃作歌集『スキーは板に乗ってるだけで』、『高瀬一誌全歌集』、永田和宏歌集『百万遍界隈』が紹介されている。
(画像は季節の花300さまから、イチゴ)