ぶんちゃん日記

最北の、何もない静かな山奥「ぶんちゃんの里」のオーナーの交流日記です!

地域のコミュニティ

2015-01-10 19:41:21 | Weblog
 23世帯60名余りが暮らす私達に集落、豊寒別地区
町の中心からオホーツク海を7㌔ほど東下したところから集落が始まる。そこから山間に二股に分かれ、私の所ともう一方のまでの5㌔の
間に8戸の酪農家が点在する。

 その8戸の酪農家を中心に、私たちの集落のコミュニティは盛んだ。
今日も、集落の女性部の新年会が閉校になった小学校で開かれ8人が集まったという。同じ人が集落の違った組織の会員になっているため
集まるメンバーは常に同じ人で交流を深める。集まる度に話しも話題も違う・・・だから楽しいのかも知れない。

 閉校になった小学校はモテモテだ。

        

 今日の新年会もわずか8名だったというから、狭い、かつての校長室で行ったという。
女性部の新年会でも、一升瓶やビール缶が沢山立ち並んでいる。頼もしいに限る。

        

        

 農村地帯の学校は地域のコミュニティの為に大きな役割を果たしているし、これまでも果たしてきた。
私達の集落も、開拓のクワが下ろされ学校が建てられてから、学校は住民のコミュニティの為に大きな役割を担ってきた。その為に
学校の維持発展は不可欠のものだった。だから私達は、学校を閉校させないために山村留学にも取り組み学校を維持させてきた。

 しかし、山村留学もやめ学校は閉校した。
たとえ学校がなくなっても集落住民のコミュニティは必要とされた。その為に集落住民は立ち上がった。
学校ガなくなっても私達でコミュニティを作り上げようと…・・・・。

 そして今、私達は閉校になった学校を拠点に、更なる地域活性化のために、集落住民の新たな原動力を蓄えるために、大いに
コミュニティの場を作っている。
それが、新年会であったり、クリスマス会であったり、ひな祭り会であったりする・・・。

          

                             

 開拓のクワが下ろされて以来、学校を中心に守られてきた地域のコミュニティ・・・
私達は今、学校がなくても集落のコミュニティを作り上げることが出来ることを実感している。

 
コメント
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