自然の中で

　暴風雪、大雪と続いていたが、ようやく落ち着いた天気になった。
集落内の４キロ程離れたオホーツク海付近のの国道にいったら、暖気だったこともあって少ない雪で国道も全く雪がない。

　同じ集落内でも私の住む山間地とでは、雪も量は大違いだ。
雪だけではなく自然界に住む生き物たちも違う。
　
　最近、私の家の近くを流れる豊寒別川付近に沢山のオオワシやオジロワシが飛来してきている。
昨夕は、車で走っていると、川のそばで大きな羽をバタツカセているオオワシの姿を見た。遡上している鮭でも捕まえた
のだろうか。

　　　　　　　　　

　いつもなら隣集落のウソタンナイ川付近にいるオオワシ達だが・・・・。
こんな光景を日々見ながら車を走らせ、往々しい自然界の姿を見ることが出来る事に山奥の満足感も・・。

　オオワシばかりではない。
自然界のやっかいもののシカも、決まって午後４時頃になるとどこからとなく現れる。
家近くの、捨てられた牧草をめがけてやってくるのだ。

　　　　　　　　　

　飼育しているものではない。自然界のものだ。
「ライフルでもあると・・」となどと考えてしまう。

　オホーツク海そばの道を通って街にでた。オホーツク海はウネリもあってシケていた。
荒々しさを感じる。

　　　　　　　　　

　この海も１月下旬には流氷も訪れるだろう。
冬は冬としても自然の姿も表し、自然の中で生きている事を実感する瞬間でもある。