牛の分娩

　今夕は気温が高くなった。零度くらいだろうか。数日前は隣町でマイナス１９度だとか～。
明日は雨から雪に変わるようだ。２～３日のの間での高低の差が著しい。

　数日の間に２頭の牛の分娩が予定されている。
外の分娩房で自然分娩させていたが、余りの寒さでお気の毒になって舎飼いの中で産んでもらうことにした。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　酪農家にとってお産やお産後の疾病に一番に気を使し経済的な損失も多くある。
その為、舎飼いの時はお産兆候があると深夜でも偵察に出かけなければならない。今夜からその兆候があって時々見に出か
けなければならない。だまされそうな気もするが・・・・・。
気温の低いときの深夜に外に出るのは、おっくうな事である。
そこで監視カメラの設置を考え、めどもたった。こんな所を合理化すると体力的精神的な負担は軽減される。
「高い給料をもらっていて、日中でも給料分働かない人がいるのに、酪農家はすごいね～」とは妻の言葉。
ほめられているのか、おだてられているのか・・・・。

　あすから出張が予定されている。今夜、生まれなければ研修生ちゃんとヘルパーの頑張りに頼ることになる。
生まれない確率が高そうだ。深夜１時に目覚ましを掛けよう。