大正琴

　静まりかえった我が家の２階から、ほんの少しだけばらつきのある良い大正琴の演奏が聞こえる。
以前にもこの場に記したことがあったが、集落の閉校した小学校で予定されている「ひな祭り交流会」で演奏会
（大げさな表現）を余興の出しものとして行うために、集落の熟女３人が我が家の２階で、はじめての揃っての練習会だという。

　「ひな祭り交流会」の内容は昨日の会議で具体的に決まった。メーンタイトルも「ひな祭り交流会ーピアノと歌と大正琴の
ひととき」として仕事の終わった夜の２時間の間楽しむ。。箱の中に眠っているお雛さんも７セットの飾り付けの希望があった。
６日には体育館の中に飾り付けられる。

　閉校した小学校を拠点にして地域住民の交流の場として地域の活性化と合わせて、閉校した小学校の有効活用を図ろうと
地域住民の発想の中から生まれてきた取り組みだ。これから先も何度かの行事を予定している。

　小さな集落住民の活性化を願う人たち一人一人が主人公になって、場を盛り上げようと、はじめて手にする大正琴の
練習に励む熟女達に　「あっぱれ！！」だ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　家庭と仕事の合間をぬって一人で練習する姿も・・・