ぶんちゃん日記

最北の、何もない静かな山奥「ぶんちゃんの里」のオーナーの交流日記です!

「かなざしさん」が居た所

2009-12-23 21:29:11 | Weblog
 人だれにでも幼少期を過ごした場所を思い起こすことがあるだろう。
私は生まれたときからずっ~とここに居るから考えた事はないが、出来事を鮮明に思い起こす事がある。
そんな時、「年をとったんだなあぁ~~」と思ったりして・・。

 「かなざしさん」が過ごしたと思われる所をシヤッターを切った。「あんどうあきおさん」の物だったと思われるサイロが、今も残っている。
バックの白色になっているところは、採石工場の採掘した跡地だ。こんな写真でも懐かしんでいただける人がいることに、地域を守り発展させなければ・・と言う思いも。

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斜内山道の写真 NO-2

2009-12-23 10:26:20 | Weblog
 「小学校時代の楽しみは遠足だった。斜内山道まで歩くんだ。普段なら食べられないゆで卵やリンゴなどを持って行けるから・・。」

 来年3月の閉校記念誌に掲載する、88才の古老の方の小学校時代の思い出のインタビューの一文である。小学校から片道8㎞弱の国道の道のり。80年前から、いやもっともっと以前から周辺住民にとって斜内山道は、遊びの場であり憩いの場でもあり、そして時には岩肌に腰を降ろしてロマンを語る場でもあったのでしよう。その雄々しい姿は、何百年たった今も変わることはありません。

 浜頓別町史には、「神居岬は(斜内山道のこと)岩山の切り立った尾根が海にささりこんで、人の行く手をはばみ、昔から旅人にとっては大変な難所であった・・・・。単調な砂丘が続くオホーツク海の海岸線は、この岬で断ち切られ斜内山(438.9㍍)を中心に切り立つ岩の岬は、北方の荒々しいオホーツク海とよく調和して厳しい北国の代表的な景観地をつくっている」と記されている。

 この斜内山道は枝幸町との境にあって、私ども、岩間にもぐってウニや貝をとってその場で食べたり、キャンプをして楽しんだりしたものだ。
そんな斜内山道も今では、山の尾根を走っていた国道もトンネルが掘られ、国道の移設によって、冬期間は閉鎖されている。
 (写真は、12㎞ほど離れた浜頓別市街地の国道からシャッターをきったもの)

 毎日の様に見慣れた斜内山道をこの場に掲載したのは、このブログを通して出会った、この地の小学校の同窓生に、今尚変わらないふるさとの光景を見ていただきたかったからです。舌足らずや下手な写真をご勘弁いただき・・・。
コメント (2)
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