NPO法人北海道グリーンファンド主催のエコライフ・カフェ 「ビアンカさんに聞く 楽しく、おしゃれな節電って?」という講座がありました。
ドイツ出身のフュルスト・ビアンカさんは札幌市の環境保全アドバイザー、環境カウンセラーなど幅広く環境保全活動に取り組んでおられ、南区の八剣山では果樹園もしているとのことでした。
ちょっと遅れてしまいましたが、朝取れ立てのイチゴで作ったスパークリングジュースをいただきながら、ビアンカさんの家で実践している節電方法やドイツが脱原発に向かった話など色々話を伺いました。
特に太陽光発電のパネルはよく家電量販店で見かけるような百万円単位の太陽光パネルではなく、畳半分くらいの小さなもので、元は富良野のキロル三素という自然エネルギーの会社が東日本大震災時に東北に送って携帯の充電などに使用したものだそうですが、復興とともに返却されたものを購入したとのことで、それでもテレビを数時間見たり、家電製品に利用しているとのことでした。
講演をしている横でビアンカさんの果樹園の様子や太陽光発電パネルや、北電からの電気使用量のお知らせの写真も映し出されて、アップで使用量が見えましたが、20アンペアで、67Wの使用量とありました。
金額にすると千円以下です。
そんな金額にする事ができるんだと驚きました。
大きな太陽光発電パネルをつければ、ほくでんに売電するくらいの発電量があるでしょうが、初期投資は補助を受けたとしてもやはり百数十万円になり、現実的にはなかなか手を出せる人は多いとはいえないと思います。
そんな小さなパネルをちょっとずつ増やしていくのも一つの方法だったり、公園や公共の施設なども毎年毎年少しずつ増やしていくという方法もとれないものかとも思いました。