道草、より道、まち歩き。

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ビッグスリーは黙ってろ!

2010年09月16日 23時49分42秒 | 社会・経済
今じゃビッグとも思えないビッグスリー(GM、フォード、クライスラー)が構成する自動車政策会議と、ビッグスリーの幹部が、日本の円売り介入に「典型的な為替操作だ」と批判した。

日本商工会議所会頭は、「もう少し早く動いた方が、(相場が)動いたのではないか」と政府・日銀の対応の遅れをやんわりと批判するし、まぁどちらも自分の事しか考えてないと言えばそれまでだけれど、アメリカはこれまでリーマンショックや、サブプライム問題で散々世界に迷惑をかけ、販売不振のフォード、破綻したGMとクライスラーが何を言ってるんだか。

今回の為替介入は外国と協調するものではなく、日本独自で行ったものということも外国の怒りを買っているというが、アメリカがいつ他国の経済に気を遣った事があるんだろう? 自国の経済の為なら戦争を作り出して武器を売るような国のくせして。

シュワルツェネッガー・カリフォルニア州知事が日本、韓国を訪問して新幹線の入札参加を呼びかけたというニュースが報じられていたけれど、逆にカリフォルニア州知事としてトップセールスで自分たちの商品の売り込みに来たのがメインだったとか。
韓国やヨーロッパの国と競争させ少しでも安く、その上円高の状況でしアメリカに新幹線が売れたとしてもあまり儲けはないということだろうか?それならば今なら安いアメリカ製品をどっさり買っても良いものだけれど、買うものがない?今時アメリカ車を乗る人はそう多くないし、街でもほとんど見かけない。

まったくエコでもないアメ車にまでエコカー減税を認めてやったのに、どこまで卑しいんだか。
日本政府は日本も円高で大変な状況なんで、アメリカの事まで知ったこっちゃありませんって言ってやれば良いのに。

それにしても円高が1円振れただけで、東証1部の主要企業の経常利益は1500億円も吹き飛ぶんだそうで、輸出が大きな割合を占める企業は大変な損害となるようだけれど、今までにもあった何兆円規模の為替介入は、税金や国債でまかなわれているってことで、大きな企業を国が助けてるような気もするけれど、企業としてはその見返りとしてしっかり税金を払ってるってことになるのだろうか??

円高も株安も庶民としては遠い(どうでもいい)話なんだけれど、例えばトヨタが潰れました!なんて事になると日本がもう沈没してしまうので、そこは税金も沢山納めてもらっているから助けなきゃってなるよなぁ。なにせ自動車に携わる人はホント多いから、波及効果は大変なものだろう。
しかし、日本とアメリカは経済も雇用も自動車産業の占める割合が多すぎるんじゃないのかな。

まぁ円高だ~円安だ~って誰かが損をして、誰かが得をしてるなら日本国内では1ドル100円ということにして、円高で得してる企業から税金を多めに取って、損をしてる企業は減税してやるとかすればどうなんだろう。
なぁ~んて、株も何も分からないアホが言っております(^^;
それにしてもアメリカの言い分にはいつもながら腹が立つ。

コメント
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