道草、より道、まち歩き。

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アリス・イン・ワンダーランド(3D)

2010年09月08日 23時47分46秒 | 映画
Alicesいよいよユナイテッドシネマ札幌にもデジタル3Dが導入され、特別上映としてアリスインワンダーランドが今日から10日間限定で公開しています。
それも500円で!
アリス~はちょっと見てみたいと思いながらもユナイテッドシネマでは3Dがなかったのと、時間の都合が合わず見られず東宝プラザで見た次男によると「う~ん、面白かった…」という感じだったので、無理して行かなくてもいいかなという雰囲気でしたが500円なら行ってもいいか♪ ということで。

不思議の国のアリスは読んだ事もなく、ウサギが出て来てトランプの兵隊がいて…とそれぐらいの知識しかないので、これが原作に忠実なのかどうかも分からず、とりあえずティム・バートン=ジョニー・デップのコンビなら期待もできるというものですが、確かに映像は美しいし、3Dの奥行き感、モノが飛んでくる迫力もあったのだけれど、どうにも何かが物足りない。

一応ジョニー・デップが主役のはずなんだけれど、想像よりはぶっ飛んだキャラでもなくて、赤の女王もすごーく悪いはずなんだけれど、イマイチという感じ。
ハッター(ジョニ?・デップ)はアリスを見るなり、テーブルの上を食器が載っているのをおかまいなしに歩いてくるという登場だったのだけれど、それ以外は見た目のわりに大人しい。
赤の女王(ヘレナ・ボナム=カーター)はハリネズミをフラミンゴでかっ飛ばす程度で「首をはねよ!」とは言うが、実際に暴君というほどではないような、ちょっと中途半端で、かえって白の女王(アン・ハサウェイ)の方がホントに良い人なの?と最後まで疑心暗鬼になってしまった。(純白のドレスなのにやけに眉と口が目立って恐かったのです)
アリス役のミア・ワシコウスカは最初はあまり魅力的にも見えなかったが、だんだんと良さが出て来たようにも思う。

全体を通すとやっぱりどうにも盛り上がりに欠けたような。最後にはアリスが恐ーい竜のような化け物を倒し、迫力もあって3Dの効果も出てはいたのだけれど、アリスがこういう闘いをすることは全く想像をしていなかったので、不思議の国のアリスってメルヘンじゃなかったのか!?と軽いショックを感じた。

実際に映画の中に入れたら楽しいだろうなぁ~と思わせる映像ではあるのだけれど、「シザーハンズ」にはやっぱりかなわないなあと思わせられた。
あの映画が3Dで作られたら、エドワードが造る氷像から舞う雪を感じられてもっと感動しただろうな。

コメント (4)
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