いつの世も金儲け

北海道開拓の村に保存されている建物の中に古平町で開業していた病院の建物があり、内部を見学していたら本棚の中に沢山の本が並べられていた。

さすがに医者は沢山本を読むもんだなぁと感心しながら背表紙を見ていると、「大衆金儲け新工作」「金は金を生む　安全利殖の仕方」「金の経済学」「資金運用論」「貯金の出来る簡易生活法」「金銭利殖法の極意」「金持ちになる工夫」などなどどんだけ金儲けしたいんだと思わされるほど、その手の本が並んでいた。

建物も当時ではかなり立派だったと思えるのに、まだ金を儲けて金持ちになりたかったんだ。
こういう本を読んでいる人が昔から居たことに驚き、昔から経済というか、金を増やす為の本が出版されていた事にも驚いた。

この時代から何年経ったか、未だに金持ちになれない人がいっぱい居るってことはどうなっているんでしょう。
国民の生活が第一っていうけれど、豪邸に生まれ育った鳩山さんや、億単位の金を右から左に動かす小沢さんが、国民の生活の事をどれだけ知っているんだろう。