芸術の秋です。
新聞に本郷新記念札幌彫刻美術館で芸術フェスタが開かれる事を知り、天気も良かったので足を運んでみました。
山の手から宮の森のアップダウンを抜け、宮の森の豪邸の間の急坂を登り到着しました美術館。
前に来てから何年経つんだろう? 記念館では北海道の各地で見ることができる本郷新の作品が数多く展示してある。
以前ブログに載せた『無辜の民』をはじめ、近代美術館、広島平和記念公園にもある『嵐の中の母子像』は馴染みがあったが、能取湖にある『オホーツクの像』、稚内の『氷雪の門』、函館の『石川啄木の像』も本郷の作品というのはすっかり忘れていた。
つくづく素晴らしい作品を残している人だなあと感じる。
館内ではフェスタっぽく、焼きそば、焼鳥、ビールまで販売していて、お昼からは聖心女子学院の合唱部や西高のアンサンブル演奏も行われ、中にはビール片手に合唱、チェロの演奏を聴いている人も。
母の演歌を聞いて育った私と、義父の詩吟を聞いて育った妻という我が家では、ピアノやバイオリン、チェロといったものには全く縁のない生活なので、ソロで合唱をしている子や、弦楽器を奏でているお嬢さん達は育ちがいいんだろうなあ~なんて思う(^^;
初めて聴いたドイツ語らしい合唱はちょっと引いたけれど、トロイメライや水上の音楽など知っている曲が生で(スピーカーを通してだったけれど)聴けたのはちょっと得した気分です。
野外ということもあり、時折カラスのコーラスも入ったりしてなんともアットホームな雰囲気。カラス達ももう少し良いところで鳴けないもんかと、妙な事を考えたりしました。
作品名見るの忘れていたなあ・・・。