道草、より道、まち歩き。

思いつくまま 気の向くまま、街をぶらぶら歩いています。
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夕張へ(どうなってるの?編)…誰のための工事? 

2009年09月25日 23時50分56秒 | 社会・経済
外に出掛けると色んな事が気になったりします。
特に道路工事などでは何だこりゃ? ってものもあったりして、モヤモヤしたりしますが、そうやって色々考える事を結構面白がったりしております。

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工事をしているのはスチール製の防雪柵を取付けるための基礎部分。
仕事上そういう関係の会社とも取引があるので、批判をしているのが見つかったら取引停止かも。な~んて
こういう工事は一物件を受注できれば何百万、何千万単位というんで、うちの仕事のレベルとはまったく違う。

この道を冬場通ることも無くなったが、横風で吹雪くこともあるからこの工事をしているのだろう。
防雪柵の効果はカタログを作らせてもらった時に実証実験の写真などを見たことがあるので、実際に効果があるものと思います。
ただ、この反対側には昔からある防風林もあり、木を植えるのはどうなのかな? と思いました。木が大きくなるまでに時間が必要だからでしょうか。温暖化防止にはいいと思うのだけれど。

それからこのカエル!
最近よく見かけるようになったが、なぜカエル? 工事中でもドライバーを和ませるからかな。
このバリケード、従来のものだと一人でようやく移動できるものでしたが、カエルは塩化ビニールのような材質だから軽くなってしっかり重りが二つパイプに下がっていた。
ご覧の通り見渡す限り畑なのでほとんど人は歩かない場所ですが、それでもちゃんとこういった歩行者保護をするものを付けなきゃならないのだろう。お金がかかる訳です。

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由仁町の水稲地帯に入ったと思ったら、工事車輌が増えだしあちこちでブルドーザーなどで整地をしている。それもかなり広い範囲で。
道路脇の工事標識を見ると、施工主体は北海道開発局札幌開発建設部。
工事概要は整地、暗渠、農道、用水路、排水路など。昔設計会社で仕事をしていた時に違う部署が農業関係の設計をしていたが、こういう設計だったんだろう。
工事期間は6月から来年の1月ということは、今年はまったく作付けはしなかったってことか。それでなくても休耕地も見られるし、一方では減反政策を進めていたのに、これほど大規模に区画整理工事をしてそれに見合った収穫と収入があるんだろうか。
それにしても北海道開発局の仕事は多岐にわたっているなと感じさせられる。
北海道の基盤整備はかなり遅れているという話しだからこういう工事も必要なんでしょうなぁ

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夕張川の川端地区にある川端ダム。
ここでも開発局の文字。マップには『開発局開局40周年記念』とあり、どこが記念のためのものなんだろう? と疑問がふつふつと沸いてくる。このイラストマップ自体が40周年記念で作られたということだろうか。
ダムそのものはもうずっと前に作られたもののようだし、周年行事でダムを造る事はないよなあ(笑)
ま、それにしても40周年だと言われても、はぁ~そうですかってくらいなもんだ。

夕張川上流に現在大夕張ダムがあり、その直ぐ下流にこのマップに書かれている夕張シューパロダムが建設中。すでにダム本体工事に入って、平成24年に完成予定のようです。
このマップの中だけでも4つ目のダムができることになります。川端ダムは満水状態でした。

公共工事が減ったら土木建設会社の仕事がなくなるって言うのだけれど、そもそも本当に求められてしている工事なんだろうか? 誰のための工事なんだろうか? と考えさせられる。
昼食に入ったドライブインでは工事関係者で満員状態。工事が終わるまでは地域に二軒しかないと思われる飲食店は繁盛しているのだろうなあ。

コメント
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