道草、より道、まち歩き。

思いつくまま 気の向くまま、街をぶらぶら歩いています。
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車内に赤ちゃん置き去り

2008年06月25日 23時11分52秒 | ヒトとクルマ
Img_4610今週に入って晴天が続いていて、やっと夏らしくなりそうな感じです。
今日はある施設に書類を取りに行きました。いつもは駐車場が混んでいて並ばなければいけないことも多いのですが、今日は並ぶこともなくすんなりと車を停めることができました。車を降りてふと隣りの車を見ると後部座席にチャイルドシートに座った赤ちゃんが見えました。正午前とは言えちょっと車を離れるとすぐに車内の温度が上がりそうな天気。大丈夫か!?とよく見るとエンジンはかけておらず、運転席と助手席の窓が数センチ開いていて、とりあえず換気はしているし、すやすやと汗もかかず寝ているし、親もすぐに戻ってくるだろうし大丈夫かな?と自分の用事を済ませるため建物の中へ。
意外にすんなり用事が片付いて、車に戻るとまだ赤ちゃんはそのままでした。私の用事も短時間だったといえ、約10分以上はかかっている。隣りはそれ以上は駐車している訳だし…、車内の温度も心配だけれど、窓が少し空いているから下手をするとドアを開けられ誘拐だってありえる? なんて段々と心配になり黙っていられなくなり、入口にいた警備員に話してみました。すると警備員さんは確認するとすぐに建物の中へ入って行きました。親を捜してくれるかな、これで安心だろうと思い駐車場から出ましたが、余計なお世話だ!なんて逆ギレするような親じゃなきゃ良いけど~なんてまた色々と考えてしまいました。

これまでも車に幼児を残して親がパチンコに興じている間に、子供が熱中症になって死亡する事故も起きています。また車に残した子供がさらわれる事件もありました。近くに警備員がいるからと言っても絶対的な安心はできません。でも私も初めは窓も開いていたため軽く考えてしまいましたが、直ぐに警備員でも建物の中の人にでも言えば良かったと、ちょっと後悔をしました。
というのも調べてみると、「春先の爽やかな季節でも車内で、すやすやと寝ている幼児が10分程度の短時間のうちに重症疾患になったり、死に至る可能性もある。赤ちゃんは大人と比べ体温調節が未熟なため、大人ほど汗を出す機能が働かなく脱水症状を起こしやすく、赤ちゃんと大人では暑さの感じ方、体への影響も違う。また窓を少し開けていても車内温度はあまり変わらない」というので、決して大丈夫という訳ではなかったようで、認識の甘さを感じました。
また、アメリカでは赤ちゃんを車内に放置すると親の義務違反で逮捕され、日本でも書類送検、結果によっては検挙されることもあるそうです。
今年は一人もそのような事故がないことを願います。

コメント
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