道草、より道、まち歩き。

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相棒ー劇場版ー

2008年06月01日 23時56分32秒 | 映画
Aibo相棒-劇場版- 絶体絶命!42.195km 東京ビッグシティマラソン。テレビ朝日50周年記念だそうな。
テレビの完成度が高いので映画化という事を聞いても、2時間という時間の中でどのくらい詰め込むのかが気になっていた。キャストもスペシャル版に登場する様なそうそうたるメンバーが揃うとなれば、尚更難しいものになる様な気がして、公開前は観に行くかどうか迷っていた。
それでも水谷豊が映画宣伝のためか他局まで露出してしまうと、やはり相棒ファンとしては見ざるを得ないというところだろうか。それにしてもこれほど水谷豊ファンが多いとは驚き。私も「傷だらけの天使」の最終回は覚えているし、「英雄ポロネーズ」を弾いたのは赤いシリーズのなんだたっけ…。それにやっぱり北野先生には夢中になったなぁ。

さて、映画! オープニングはテレビのようにスカッと始まるかと思うといきなり暗い雰囲気で、本編が始まっても映像が暗い印象。音声も少々耳障りな感じがするほど大きく、テレビで見慣れた相棒と比較してしまうとちょっと違和感も感じられる。映画版だけにストーリーは壮大で、テーマも大きく重いがキャストがちょっと詰め込み過ぎの印象もあるか。半ばでほぼ犯人が特定されてしまうが、その後の展開の方が面白かったかもしれない。「相棒」らしく国を揺るがす問題を扱って、国会議員や官房長との対決シーンも好きなところ。

見終わってネットのレビューなどを読むとちょっと辛口って気もするが、それももっともなところか。テレビ版が2時間スペシャルと並んで通常の番組枠も完成度が高いのでちょっと物足りない。納得いかない。詰め込み過ぎ。という意見もうなずける。テレビ版では国がらみの事件となるといつもうやむやで終わるので、観てても悔しく感じたりするけれど、この映画ではかなりすっきりとした終わり方で、逆に珍しいかも? でもなんだかんだいっても、やっぱり相棒は面白いな~♪ と甘い評価をしてしまう私です。また秋頃には次のテレビシリーズも期待します。
上映が終わり、字幕が最後まで終わるまで誰も席を立たなかった映画は最近記憶にない。もしかしてみんな、まだ最後にどんでん返しを期待したていたのかな?
一番残念な所は亀山刑事と伊丹刑事や陣川刑事のやり取りと、友情出演している岸谷五朗が登場して笑える場面なのに、展開が早くて直ぐに次のシーンに行ってしまうというところとでした。やっぱり内容的には2時間スペシャル・前後編くらいで見せて欲しいな~。というところでちょっと減点。

コメント (2)
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