いつもは横着で、タッパーに直接手を伸ばすのですが、今年は皿に盛りました。
10年前、ほとんど買ってもらえなくて、大量のクッキーを目の前にため息をつきながら2人で食べていました。
現在は、ほとんど買ってもらえるようになって手元にあまり残らなくなり、「俺のクッキーが無い…」と旦那がこぼすようになりました。
今年は、手元に残った半端に新たに焼き足して品数を増やしました。
買ってもらえるようになったとはいえ、「クリスマスクッキーとは何ぞや?」というのは、皆さんあまりよく御存知ないままに買ってくださっているのではないかと思います。
便宜上、日本語では「クリスマスクッキー」と訳しますが、日本人が思い描くクッキーのイメージとは随分かけ離れた味や食感のものが多く、私が一番長く住んでいた地方は特にその傾向が強いと感じています。
毎年新しいものが考案される一方で、各地方にトラディショナルなものも存在します。
私が焼くのは、「親方に教わったもの」「住んでいた家の大家さんに教わったもの」「ドイツ国内旅行に出かけた先で出会って気に入ったもの」を私の独断で取り混ぜています。
来年は、それらを一覧ご紹介する機会をもうけようと考えています。