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南無煩悩大菩薩

今日是好日也

穏座の初もの。

2006-11-07 | つれづれの風景。

食べ物にも旬がある。

最初が初物を走りという。そして旬、終わりのほうを穏座の初物と言う。

らしい。

よい言葉ではありませんか。


華にも、旬がある。

走り秋桜、乱舞総華の旬を過ぎ、ぽつねんと咲く穏座の秋桜。


鰹であれば、穏座の初物といえば戻り鰹にあたる。

初鰹は、すっきりと身が締まって美味い。戻り鰹は、脂がのってふくよかに美味い。旬の時期はもちろん一級の美味だ。

初物を頂く。旬のものを頂く。終わりものを頂く。

えべっさんのお祭りも、最終日は残り福という。


華でも食べ物でも人にも旬というものはあろう。

大勢は、旬をおいかけ、旬こそが食べごろ見ごろ使い頃という。

しかししかし。旬を逃したからと言って何も悲観することはない。

穏座の初ものなのだ。

この華には、何か玄人好みのする、色気が湧き上がるではないか。

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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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目から鱗が・・ (みゆき生け花教室)
2006-11-08 05:48:24
こんにちは~

なにものも、どのような条件、状況にありましても
それを美しいと見る心 

楽しむ心 

お花に日々接しますわたくしが、最近ついぞ忘れて
おりました醜い精神。

このコスモスの奥行きのある美しさに、はっと
させられました。
先生のお話に、あらためて目から鱗でございます。
有難うございました。

これで、最近の気持ちのもやもやが、晴れた気が
いたします~♪ 
返信する
はい。 (無屋。)
2006-11-08 10:11:47
何事にも時節というようなものがあるようでございます。
逆らうことさえなければ、うまくいくようでございます。そのままそのまま。
返信する

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