石川杜氏の、興味深いお話をお聞した後、我々参加者はホール後の会場で、いよいよメインのきき酒に移りました。
今回も、今年度に醸造したお酒を始め貯蔵酒まで、今蔵に有るすべての60数種類のお酒をきくといった、とてもハードなきき酒に成りました。
やはり気に成るのは、このお酒辺りのお酒でしょうか・・・来月から出荷予定の21BY(平成21醸造年度)木桶仕込みの小笹屋竹鶴 生もと純米大吟醸。原料米:八反 精米歩合:40% 粕歩合:16.3 アルコール度:20.2 日本酒度:+17.0 酸度:2.9 アミノ酸度:2.8 酵母:無添加
小売価格1.8L=¥12,600 720ml=5,250
データーを見ると、大吟醸とは思えない身の毛もよだつような感じですが(笑)実際きいてみると、言われなければデーターを想像できないお酒です。味わいを判断する上で、いかにデーターが当てに成らないか再認識させられます。
大吟醸らしい上品さも持ち合わせていますが、いわゆる一般の方が想像する大吟醸とは一線を画した、硬派な酒質です。滑らかでスムースな味というより、シャープで切れのある味わいのぐりぐりの食中酒です。熟度としては、まだまだ若さを残していますが、熟成が進むと、もっともっと楽しみなお酒に成る事は確実3割くらい加水した割水燗にしても、骨格は確りしていて十分楽しめます。
これも同じく、同日発売の21BY
木桶仕込みの小笹屋生もと純米吟醸(仕込24号)720ml原料米:八反 精米歩合:50% 粕歩合:17.5% アルコール度:19.9 日本酒度:+14.5 酸度:2.9 アミノ酸度:2.6 酵母:無添加
木桶仕込の小笹屋竹鶴生もと純米吟醸(仕込25号)1800ml
原料米:八反 精米歩合:50% 粕歩合:18.8% アルコール度:19.8 日本酒度:+15.0 酸度:3.2 アミノ酸度:2.7 酵母:無添加
小売価格 1.8L=¥7,350 720ml=¥3,675
こちらは、同じ木桶仕込み小笹屋竹鶴生もと純米吟醸ですが、ご覧の通り1.8Lと720mlは仕込違いのものが入っていて、酒質も少し異なります。
どちらかというと、720mlの方が、若さは感じるものの、1800mlと比べて味の乗りはよい印象でした。しかしどちらも、他の木桶仕込の生もとシリーズと比べるとげ、苦・渋は突出した感じは少なく、現時点で若いながらもバランスの良さを感じます。
こちらは、木桶仕込み小笹屋竹鶴生もと純米(仕込11号)720ml 原料米:雄町 精米歩合:70% 粕歩合:14.8% アルコール度:19.9 日本酒度:+18.0 酸度:2.9 アミノ酸度:2.9 酵母:無添加
木桶仕込み小笹屋竹鶴生もと純米(仕込9号)1800ml
原料米:雄町 精米歩合:70% 粕歩合:15.6% アルコール分:19.5 日本酒度:+17.5 酸度:3.1アミノ酸度:2.6 酵母:無添加
木桶仕込小笹屋竹鶴生もと純米(仕込10号)1800ml
原料米:雄町 精米歩合:70% 粕歩合:15.2% アルコール度:19.5 日本酒度:+18.0 酸度3.0 アミノ酸度:2.8 酵母:無添加
小売価格1.8L=¥5,250 720ml=¥2,625
総体的に、どれもまだ若さを強く感じるものが多い印象ですが、その中でも、720mlに使われている仕込11号が幾分か熟度は進んでおり、旨味を感じました。
逆に、個人的に一番硬く感じたものは仕込10号で、渋・苦味も明確に感じ若さが目立った印象でした。しかし骨格や底力を感じる酒質で、熟成した後の味わいは、個人的には一番楽しみではないか・・・と思わせてくれます。
これらの21BY木桶仕込み生酛シリーズは、来月10月3日から発売されます。しかしながら、今年初めての木桶仕込商品という事で、品薄に成る事が予想されます。ご興味のある方は、念のため早めのご予約をお勧めいたします。
木桶仕込の生もとは、この年度のものだけではなく、「22BY」来秋出荷予定のものも勿論きき酒させて頂きました。どちらかというと22BYのお酒の方が、味の乗りがいい印象でした。
他にも、興味深いお酒も沢山ありましたが、またの機会にゆっくりとご紹介したいと思います。
この後、懇親会が有る訳ですがまた次回・・・・。
今回も、今年度に醸造したお酒を始め貯蔵酒まで、今蔵に有るすべての60数種類のお酒をきくといった、とてもハードなきき酒に成りました。
やはり気に成るのは、このお酒辺りのお酒でしょうか・・・来月から出荷予定の21BY(平成21醸造年度)木桶仕込みの小笹屋竹鶴 生もと純米大吟醸。原料米:八反 精米歩合:40% 粕歩合:16.3 アルコール度:20.2 日本酒度:+17.0 酸度:2.9 アミノ酸度:2.8 酵母:無添加
小売価格1.8L=¥12,600 720ml=5,250
データーを見ると、大吟醸とは思えない身の毛もよだつような感じですが(笑)実際きいてみると、言われなければデーターを想像できないお酒です。味わいを判断する上で、いかにデーターが当てに成らないか再認識させられます。
大吟醸らしい上品さも持ち合わせていますが、いわゆる一般の方が想像する大吟醸とは一線を画した、硬派な酒質です。滑らかでスムースな味というより、シャープで切れのある味わいのぐりぐりの食中酒です。熟度としては、まだまだ若さを残していますが、熟成が進むと、もっともっと楽しみなお酒に成る事は確実3割くらい加水した割水燗にしても、骨格は確りしていて十分楽しめます。
これも同じく、同日発売の21BY
木桶仕込みの小笹屋生もと純米吟醸(仕込24号)720ml原料米:八反 精米歩合:50% 粕歩合:17.5% アルコール度:19.9 日本酒度:+14.5 酸度:2.9 アミノ酸度:2.6 酵母:無添加
木桶仕込の小笹屋竹鶴生もと純米吟醸(仕込25号)1800ml
原料米:八反 精米歩合:50% 粕歩合:18.8% アルコール度:19.8 日本酒度:+15.0 酸度:3.2 アミノ酸度:2.7 酵母:無添加
小売価格 1.8L=¥7,350 720ml=¥3,675
こちらは、同じ木桶仕込み小笹屋竹鶴生もと純米吟醸ですが、ご覧の通り1.8Lと720mlは仕込違いのものが入っていて、酒質も少し異なります。
どちらかというと、720mlの方が、若さは感じるものの、1800mlと比べて味の乗りはよい印象でした。しかしどちらも、他の木桶仕込の生もとシリーズと比べるとげ、苦・渋は突出した感じは少なく、現時点で若いながらもバランスの良さを感じます。
こちらは、木桶仕込み小笹屋竹鶴生もと純米(仕込11号)720ml 原料米:雄町 精米歩合:70% 粕歩合:14.8% アルコール度:19.9 日本酒度:+18.0 酸度:2.9 アミノ酸度:2.9 酵母:無添加
木桶仕込み小笹屋竹鶴生もと純米(仕込9号)1800ml
原料米:雄町 精米歩合:70% 粕歩合:15.6% アルコール分:19.5 日本酒度:+17.5 酸度:3.1アミノ酸度:2.6 酵母:無添加
木桶仕込小笹屋竹鶴生もと純米(仕込10号)1800ml
原料米:雄町 精米歩合:70% 粕歩合:15.2% アルコール度:19.5 日本酒度:+18.0 酸度3.0 アミノ酸度:2.8 酵母:無添加
小売価格1.8L=¥5,250 720ml=¥2,625
総体的に、どれもまだ若さを強く感じるものが多い印象ですが、その中でも、720mlに使われている仕込11号が幾分か熟度は進んでおり、旨味を感じました。
逆に、個人的に一番硬く感じたものは仕込10号で、渋・苦味も明確に感じ若さが目立った印象でした。しかし骨格や底力を感じる酒質で、熟成した後の味わいは、個人的には一番楽しみではないか・・・と思わせてくれます。
これらの21BY木桶仕込み生酛シリーズは、来月10月3日から発売されます。しかしながら、今年初めての木桶仕込商品という事で、品薄に成る事が予想されます。ご興味のある方は、念のため早めのご予約をお勧めいたします。
木桶仕込の生もとは、この年度のものだけではなく、「22BY」来秋出荷予定のものも勿論きき酒させて頂きました。どちらかというと22BYのお酒の方が、味の乗りがいい印象でした。
他にも、興味深いお酒も沢山ありましたが、またの機会にゆっくりとご紹介したいと思います。
この後、懇親会が有る訳ですがまた次回・・・・。