廃棄物減量等推進審議会 資料③「これまでの課題とその対策」

2013年06月27日 | 東村山市HPより
<以下、東村山市HPより引用>

平成 25 年 5 月 31 日 廃棄物減量等推進審議会 資料③ 1

これまでの課題とその対策

課題 びん・かんステーション

①道路上のコンテナ
びん・かんステーションのコンテナは、道路・歩道上に設置している場所も多く、通行の邪魔になっている状況にあった。
②コンテナの配付期間
収集日の前日にコンテナを配付するため、月曜日が収集日の場合は、金曜日に配付して土日を挟むことになり、長時間コンテナが設置される。そのため夜間に排出することができることから、騒音やびん・かん以外のごみの不法投棄などが多く発生する状況にあった。
③びん・かんステーションの数
びん・かんステーションは市内に約1,300箇所あるが、市民によっては自宅からびん・かんステーションまでの距離が遠く、市民に負担をかけていた。

対策

①コンテナを廃止し、収集車をパッカー車に切り替える。
びん・かんを半透明袋で収集することでコンテナを廃止する。これに伴い、収集車をパッカー車に切り替える。
②収集効率の向上に応じて、できるだけ集積所さらには戸別収集へ切り替えていく。

効果

①道路の安全性が確保される。
②前日のコンテナ設置作業がなくなり、作業効率が向上する。
③パッカー車でまとめて収集することができるようになるため、収集効率が向上する。
④戸別収集になれば、自宅前に排出できるため市民サービスが向上する。また、集積所収集の場合でも、集積所は市内に約4,300箇所あり、びん・かんステーションより数が多いため、市民負担の軽減につながる。

平成 25 年 5 月 31 日 廃棄物減量等推進審議会 資料③ 2

課題 集積所

①強風時の散乱
ペットボトルについては、軽いため台風などの強風時には飛ばされ、道路上に散乱することがあった。
②収集回数
ペットボトルについては、夏場は特に多く排出されるため、月2回の収集回数では家庭に多く溜まってしまい、市民に不便をかけていた。
③集積所
集積所は市内に約4,300箇所あり、びん・かんステーションほどではないにしても、排出にあたって市民に負担をかけていた。

対策

①戸別収集に切り替える。
ペットボトルについては、容器包装プラスチックと合わせて収集し、戸別収集に切り替える。古紙・古着については、収集効率の向上に応じて、できるだけ戸別収集へ切り替えていく。

効果
①ペットボトルについては、戸別収集になることで排出者責任が明確化され、市民の工夫により散乱しないように排出される。
②ペットボトルについては、容器包装プラスチックと合わせて排出するため、収集回数が週1回になる。
③戸別収集になることで、自宅前に排出できるため市民サービスが向上する。

課題 秋水園への搬入台数

秋水園への収集車の搬入台数は燃やせるごみ、燃やせないごみを含め、年間延べ2万台に上るため、周辺住民から搬入台数の軽減を強く要望されていた。

対策

①ペットボトルの処理を外部委託する。
ペットボトルを容器包装プラスチックと合わせて収集し、ペットボトルの処理を外部委託する。

効果

①直接民間会社に搬入されるため、秋水園への搬入台数が減少する。

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