議会基本条例制定を進める特別委員会が開催されました!

2011年09月12日 | 東村山市議会情報
2011年9月12日(月)9:00~

議会基本条例制定を進める特別委員会が開催されました!

議会基本条例制定を進める特別委員会のメンバーは、14名です。

委員長 石橋光明・副委員長 北久保眞道
委員 佐藤真和 大塚恵美子 矢野穂積 三浦浩寿 赤羽洋昌 福田かづこ 土方桂 石橋博 駒崎高行 伊藤真一 島崎よう子 保延務の各議員です。

傍聴には、残りの10名の議員が勢揃いし、議会基本条例制定を進める特別委員会の行方を見守りました。

「議会基本条例制定を進める」というネーミングや「二元代表制」の定義に疑義を唱える委員もいましたが、委員長から提案のあった「所沢市議会」に視察に行くことや「現状の議会の課題を集約」することでまとまりました。 


<以下、ひがしむらやま市議会だより8月1日号から抜粋>

◎ 特別委員会の設置

 これまで議会運営委員会では、議会基本条例を制定した先進自治体である北海道栗山町議会や三重県伊賀市議会、福島県会津若松議会を視察し、制定までの経過や課題などを調査・研究してきました。

 昨年5月には多摩市議会の「議会基本条例制定をめざす議会改革特別委員会」の委員長を務めた安藤邦彦氏による「多摩市議会の実践的議会改革」と題した議員研修会を開催しました。

 その後の6月定例議会では、「東村山市議会『議会基本条例』の制定を求める請願」を賛成多数で採択し、議会基本条例の具体化を目指して議論を重ねてきました。

 また今年2月には、議会改革の第一人者として全国を駆け巡られている廣瀬克哉法政大学教授を講師に招き、東村山市議会として初の試みである議会講演会「市民に開かれた議会へ~議会改革で自治体は変わる!?」を多くの市民の参加により開催しました。

 改選前の3月8日に行われた議会運営委員会では「議会改革を推進し、その改革が議会基本条例の制定となるように取り組んで欲しい」と改選後の議会に向けて要望や申し送り事項が集約されました。

 改選後の議会運営委員会では、この申し送り事項を今後どのように具体的な形にしていくかを議論しました。

【委員会での主な意見】

◆議会改革の大きな枠の中の1つとして、議会基本条例を制定していく。

◆議会基本条例制定を前提とした特別委員会をつくる。

◆市民から議会が見えるように・市民の声が議会に届くようにする。

◆他市の先進事例を学びつつ東村山市が示す議会のあり方を議論していく必要がある。

◆すべての会派が入っていない今の議会運営委員会では、市民とともに歩んでいく議会をつくるには充分ではない。

◆「市民に開かれた議会」をテーマに、全会派が参加した形で学びながら取り組んでいく。

◆議会をただ公開すればいいわけではない。「市民と議会」や「議会と行政」の関係を整理して議論していくことが必要。

◆ゼロからではなく、改選前の議会運営委員会での経過を引き継いで発展させていくべき。


 議論の結果、全議員で取り組むべき課題であるとの共通認識にたち、より開かれた議会を目指し、市議会の活性化を図るためにも総合的かつ長期的な調査を行う特別委員会を設置して、一緒に勉強しながら当市にふさわしい議会改革を進めていくことが望ましいと集約されました。

 これにより、定例議会最終日に、議会運営の基本的事項を定めることを目的とした「議会基本条例制定を進める特別委員会」が賛成多数で設置されました。


◎ 議会基本条例とは?

 一般的に、議会の基本理念や運営の原則など、議会に関する基本的事項を定めることにより、議会が市民の負託に的確に応え、市民生活の向上に寄与することを目的としています。

 北海道の栗山町議会が全国に先駆けて制定し、その動きは多くの自治体に広まっています。近隣市では、多摩市や所沢市で制定されています。


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