東村山市議会民進党 9月定例議会活動報告1

2017年10月04日 | 議会民進
議会民進 2017年(平成29年)9月定例議会活動報告 第10号

〇会派視察 スクールセクハラ

 8月16日(水)NPO法人 スクール・セクシャル・ハラスメント防止全国ネットワーク 事務局代表の亀井 明子さんに「スクール・セクシャル・ハラスメント」防止についてお聴きしに民進党会派で伺った。

56歳の中学校主幹教諭に停職6か月処分が平成29年4月14日に発令されました。理由は、生徒に対するスクール・セクシュアル・ハラスメントです。
 そして、この段階では職場復帰の可能性があり保護者からも非常に大きな不安の声が届けられました。

 我が会派では、このことを重く受け止め「スクール・セクシャル・ハラスメント」防止について、再発防止のために何ができるか、何をすべきかをお聴きしに大阪府守口市の事務局に伺いました。

 スクール・セクシュアル・ハラスメント(SSH)とは、小学校・中学校・高等学校・大学・専門学校などの教育機関で行われるセクシュアル・ハラスメントです。スクール・セクシュアル・ハラスメントは人権侵害行為であり、犯罪です。

 『なぜ声をあげられないのか?』について、『学校で起こるセクシュアル・ハラスメントの被害に子どもや教師が声をあげられないという現状があるとのことです。

 多くの場合、教師が子どもに対して恐怖心を与えていたり、秘密を強要したり、あるいは被害を訴えた子どもやサポートをしようとする教職員に対して、いじめや嫌がらせなどの二次被害が起こってくるため』とのことでした。

〇スクール・セクハラ9月定例議会一般質問

 かみまち弓子議員の一般質問要旨は、民進党会派で視察に行った内容をもとに『1.スクール・セクシャル・ハラスメントを決して許すな2.東村山もLGBT支援宣言を!』でした。

 おくたに浩一議員の一般質問の要旨は、『1.夏休みを2週間程度に短縮することについて2.東萩山小学校と第三中学校を小中一貫校に3.商工振興施策について』でした。

 かみまち議員は、一般質問で「東村山市立学校におけるセクシャル・ハラスメントの防止等に関する規則」や「セクシャル・ハラスメントの防止等に関する指針」をまずは全児童生徒、保護者、教職員に配布し、ぜひガイドライン作りをするべきと政策提案しました。

 また、おくたに議員は一般質問でエアコン設置で学習環境が改善され、「栄養格差」解消と教師が児童・生徒に向き合う時間の確保のために夏休みを2週間程度に短縮することのアンケートを児童・生徒と保護者に実施することを政策提案しました。

〇美住・富士見新路線コミバス本格運行

 これまで実証運行を進めていました「東村山駅 西口から久米川駅南口」路線が、9月1日から本格運行開始となりました。この間、ご尽力いただいた地域組織の皆さんや富士見町、美住町を中心とした地域の皆さんの努力に敬意を表しますとともに、その熱い思いが実現したことを改めて嬉しく思います。

 また、全ての路線で9月1日から、民間路線バスでも採用している 「バス利用特典サービス」をグリーンバスに導入しました。ICカード(PASMO・Suica)でグリーンバスに乗車するとポイントが換算され割引がありお得です。バス利用の促進につながればいいなと期待しています。

 所沢市コミュニティバス「ところバス」吾妻循環コースの東村山市域への乗り入れについては、需要調査の分析結果を基に検討を進めていきます。

〇研 修

 7月27日~28日豊島区役所にて、LGBT自治体議員連盟研修会に参加しました。101名の全国の議員が集結しました。参加者自己紹介で「東村山市議会からは、24名中6名、4分の1が参加しています!」に会場がどよめきました。

 第1講演 明治大学教授・北海道大学名誉教授 鈴木賢氏、今年6月からスタートした札幌市での同性パートナー制度施行に中心的役割を果たされました。

 第2講演 日本大学危機管理学部准教授(行政法、地方自治法担当)元文京区役所男女協働担当課長 鈴木秀洋氏、文京区「男女平等参画推進条例」において性的指向と性自認を条文に記載することになった経緯、職員・教職員のための対応指針の作成など、数々の施策取組みについて。

 第3講演 渋谷区長 長谷部健氏、同性パートナー条例制定、渋谷区で取組んでいる施策について。二日目は、先進自治体からの報告。

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