議会民進 2016年6月議会だより

2016年11月12日 | 議会民進
議会民進 2016年6月議会だより


◎三中で保健未履修


 市立第三中学校で10年間も放置された保健授業未履修の「原因」「生徒への影響」「今後の対策」と「調査結果」の報告を求めました。

 6月9日(木)一般質問の二日目に以下の行政報告を受け「原因」「生徒への影響」「今後の対策」等、多くの質問をしました。さらに「調査結果」の報告を求めました。
 「第三中学校において、過去2年間にわたり体育分野の授業のみを行い、保健分野の授業を実施して居なかったこと。
 
 また、保健体育科教員3名のうち、1名の教員に至っては過去10年間にわたって実施していなかったこと。
 
 東村山市教育委員会は、第三中学校において10年間にわたり、保健の授業が正しく実施されていなかった事実を把握できていなかった。
 
 このことは、監督不行き届きであり、責任を重く痛感するとともに、何よりも、保健分野の授業を受けられなかった生徒及び卒業生には大変申し訳なく、保護者や市民の皆様に対しても深くお詫び申し上げる。
 
 今後、このようなことが二度と発生しないよう、教育委員会として各学校への指導、監督を徹底し、今回の不祥事については、既に報告している東京都教育委員会からの調査結果をもって、厳正な対処及び再発防止に万全を期していく。」とのことでした。 



◎保護者の声を一般質問6月定例議会にて


 当選後、二年目の一般質問に立ったかみまち弓子議員の質問要旨は、

『1.暴力をなくし、安全な公立小中学校の学習環境と通学路を確保するために

2.保護者の意見を汲み取り学童保育の民営化について話し合われているか

3.保育園の民間移管について』でした。

 おくたに浩一議員の一般質問の要旨は、

『1.熊本地震に関して

2.イトーヨーカドー内に中央図書館移転を

3.イトーヨーカドー内に夏の参議院選挙の投票所設置を』でした。 

一般質問で、子育て真っ最中の保護者の声を代弁したかみまち議員ですが、行政側の答弁には充分納得できず、当事者の保護者と引き続き丁寧な話し合いを続けるように要望しました。

 おくたに議員は、食品ロスをなくすためにも、毎年入れ替える災害備蓄品の一部を東村山で行っている「子ども食堂」に提供する『東村山版循環型モデル』を作れないか?」などの質問をしました。


◎9月1日からコミバス実証運行

 6月議会の市長の所信表明では、9月1日から実証運行を開始するとのことでした。
 
 東村山浄水場の角地と聖書教会の近くにコンビニエンスストアができ、美住、富士見のコミュニティバスルートの停留所としても予定されています。
 
 先の一般質問で横断歩道の設置が必要となることを質問しましたが、その後の進捗状況はどこまで進んでいるかについては、警察との協議で現状の形態では、横断歩道の設置は難しいとの結論でした。
 
 しかし、コミバスの実証運行中も高齢者や子どもたちも利用するので、安心・安全な停留所であってほしいとの思いから、グリーン塗装や赤い塗装など可能な限り改善策をもとめました。さまざまな方策を検討し対策を取っていくとのことです。


◎管内視察


 6月3日、東村山市管内農業視察研修で、東村山市恩多町地区の松富園、小山園、久安園さんの果樹園を見させていただきました。
 松富園さんの自動灌水システムを視察をしながら、「農業は科学だ!」と感じました。
 できるだけコストをかけないために自分でシステムを作ったことは、本当にすごいと思いました。
梨の接ぎ木で、先端部分にも栄養が行き渡り実が付く、新しい方法だということでした。
 
 昔の人が、勘と経験でやってきた水やりも、ハイテクで自動的にできるようになっています。
しかしながら、初期投資に莫大な費用がかかるのが難点だということです。
 
 デパートでひと房4万円もするぶどうも東村山で作っていました!もちろんそこには、立ち入り禁止でした。都市農業の課題、取り組みを知り、今後に生かしていきたいと思います。

「ありがとう!」 笑顔あふれるはずむまち 地域活性化の政策提言を心掛けている東村山市議会議員“おくたに 浩一”です。



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