「コミバス基金を使って、東村山市独自の高齢者割引制度(奥谷案)」を提案

2014年12月03日 | 東村山市議会情報

「ありがとう!」 笑顔あふれるはずむまち 地域活性化の政策提言を心掛けている東村山市議会議員“おくたに 浩一”です。

2014年12月3日(水)

12月定例議会一般質問で「コミバス基金を使って、東村山市独自の高齢者割引制度(奥谷案)」を提案しました。

 

 一旦料金を全額180円支払い、シルバーパス更新時に100円との差額80円キャッシュバック制度

 

<流れ>

1.   シルバーパスを見せて180円支払う。

 

2.   毎回、運転手からチケットをもらう。

 

3.   シルバーパス更新時に市役所にチケットを持参する。

 

    このチケットを180円として使える。シルバーパス料金のうちチケット分は市が負担する。

    チケット分がシルバーパスの発行費用より多い場合は、介護保険料等に使える。

 

4.   市が負担する財源は、180円と100円との差額80円分を基金として積み立てているコミバス基金で。

 

◎シルバーパス事業とは、満70歳以上の都民の方の申込みにより、都バス・都営地下鉄・都電・都内民営バスを利用できる「東京都シルバーパス」が発行されるものです。

 このシルバーパスが、コミバスに利用できないかが議論になりました。東京都バス協会に確認・お願いしましたが、市が補助金を出しているコミバスには使えないとのことです。

 

 シルバーパス取得のために本人の市民税が課税の方は、 20,510円支払っています。

 

 そうすると20,510円÷80円=約256回÷2(往復)=約128回 

 

 約3日に一回、病院やお買いものに行ったとしたら無料(個人負担なし)でシルバーパスが発行される計算になります。

 もともと本人が支払った料金180円の一部を換金する80円キャッシュバック制度です。

 100円から180円に値上げされたことで、今年6月の前年度同月比で約20%、約1万人の方がコミバスを利用しなくなりました。

 健康寿命を延ばす観点からも、交通弱者の方が外出することを我慢しなくていい制度を作るべきだと考えます。

 


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。