「クリーンプラザふじみ」(三鷹市・調布市の燃やせるごみ焼却炉)見学

2013年06月29日 | news
2013年6月28日(金)

「クリーンプラザふじみ」(三鷹市・調布市の燃やせるごみ焼却炉)見学しました。

平成25年3月に竣工したばかりのピカピカの施設でした。

この施設は、計画段階から市民の皆様と協働で整備を進めてこられました。

現在も施設から500m周辺の自治会は全部含んだ、24名の地元協議会を開催しておられるとのことです。

三鷹市役所のすぐ裏側にありますが、調布市になります。

何故、こんな所に建てることができたのか?

元々、両市共同のし尿処理場の跡地で市有地で準工地域だったこと。

東八道路に面していて、車両が搬入するのに便利。

ちょうど両市の中心部にあたり、どこからも等距離になり収集の面でメリットがある。

そんな偶然の要素が重なって、A・B・Cといった形式で名前を隠して候補地を選んだら、ここになったとのことでした。

近隣の調布市の方々の反対運動はあったが、何度も丁寧な話し合いの末、建設することができたとのことです。

(以下、パンフレットより引用)

<施設の特長>

・ごみの完全燃焼

・周辺環境に配慮した施設

・システムの自動化

・余熱の有効利用

クリーンプラザふじみ(三鷹市・調布市燃やせるごみ焼却施設)見学

2013年06月29日 | news
(以下、パンフレットより引用)

<施設概要>

着工 平成22年8月

竣工 平成25年3月

設備形式 全連続燃焼式ストーカー炉

焼却能力 288t/日(144t/日×2炉)

煙突 高さ100m

総事業費 101億6,400万円(消費税込み)

敷地面積 26,289㎡

発電能力 9,700kw

***

三鷹市・調布市の合計人口は約40万人。


総合評価方式で20年間の運営経費も含んで、JFEエンジニアリング株式会社に決まったそうです。

運営経費は、20年間で50億円。

1年間に2億5,000万円ですが、実際には6億円くらいかかるということです。

では、その差額の3億5,000万円はどうするのか?

実は、発電能力が9,700kwあり、工場内で使用し余った電力を電力会社に売っているのです。

その売電の収益で、運営費の差額を埋めようと考えておられます。

今まで燃やせないごみとしていたゴム製品や靴等は燃やせるごみとして出せるように変更されたということです。