の映像が、BSの番組で流れていた。
周波数を拾うマイクとカメラがセットになったもので。
人間は、20000〜20HZが限度だそうで、その間での世界を演じもし、作り出しもし、ということになっている。
そうだ。
画面に、20HZ以下の周波数を丸い色のついた絵として映し出し、というのね。
面白いものだね。
聞こえなけりゃ、それは存在しないことになっているんだよね、わが邦では。
毎朝のわがベランダレストランの住人たちも、何の変化もないのに一斉に飛び立ち、なんて映像、光景。
不思議だな、と思っていたんだけど、NHKBSのカメラがとらえました、なんて話だ。
文学者のような生物学者、福岡伸一さんの翻訳された、書名忘れたけど、象と鯨の交情を描いたの。
あれ、思い出すな。
小高い丘の上に佇む老象、遠く海の向こうを眺めやる。
そこには、たぶん、老いた鯨だ。
潮を噴きながら去っていく、という絵柄。
そこには、人間には聴こえない言葉が交わされ、とね。
なんとも言えない話を紹介してくれていた。
って、この話、このブログでは、何回目かな。
それほどに印象的だったんだよね。
とすると、かくいうわが人間の間でも、それはありかな、と思える。
昨日、ある御仁の話、現場で重篤な怪我をされ、年齢も83歳と言ったかな、なので。
会話もままならず、という。
お会いした時、いつもと違う反応、つまり、俺をわかったみたいだった、というのね。
言葉でない、わかるわからないでもなく、どこかで繋がった、というわけだ。
それと似た感懐は、父親の兄との老健施設での面談の時、経験した。
他にも、うどん屋の粉ちゃんともそうか。
ゆめゆめ用心めされよ、ってことだな。
49日までは聞こえてるよ、という話もありね。
もっとも、あちら側の世界、つまり、黄泉の国とも言えるか、とも繋がっている、というのが。
現在のアタクシの心持ちなので、ね。
ま、そんなわけで、この世はミラクルに満ちているという話でした。