まわりで起こっていること

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風物詩

2006年04月19日 | Weblog
夏の夕暮れ、風鈴なんぞが、チリーンとなると、夏の風物詩ですね、なんていう。

季節を、モロ、あらわしているから。

道路工事なんかも、どうも、そんな感じもするけど、詩、という呼び方は、とても、されそうにない。

毎年、年度末になると、道路が掘り返され、渋滞になり、難儀する、という話になってしまう。

ついでに、どうせ、湯水のごとくに、税金、かけ流しの湯、って、感じで。

いつも思うけど、これ、不幸な出来事だよね。

うちの前を掘り返して工事やっている人たち、実に、丁寧に、車の出仕入なんかに、気を使ってくれる。

会うたびに、ありがとうございます、というけれど、ひょっとしたら、どこかに、クレーマーがいて、ウザイ、なんていうコメントを、大声で言ったりしてないか、心配にもなる。

道なき道を、悪戦苦闘の末、この地にたどり着いた人々からしたら、道路を作る技術を持っている人達って、神様だったんだろうからね。

古事記なんかには、まんま土木屋さん、というような名前をもった神様、出てくるし。

懐古趣味で、昔を懐かしがってもいけないけれど、今、現在の自分に関係がないと思っても、その実、けっこう、どこかでつながっているってこと、あるしね。

この渋滞のおかげで、この街もよくなるね、くらいのゆとりをもって、暮らせる社会でありたいね。

春の風物詩、道路工事、みたいな。













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