まわりで起こっていること

since2004.12「糠漬け初心者」

おじおば会

2005年04月17日 | 家族
本日、4月度のおじおば会。
南伊豆、下賀茂の熱帯植物園に。
この写真、ヒスイカズラというフィリピン産のお花。
新聞に記事が紹介されていて、おじがここへ行こう、ということで。

色合いが青を基調としていて、なかなか見ることができないものでした。

マンゴーの生ジュースは、こってりして、なおかつ、さわやか、という変な形容ですが、おいしかった。

天城越えって唄あったよね、と言いながら、ループ橋をとおり、河津の来宮神社で樹齢1000年以上という大楠に改めて慨嘆しつつ、西海岸を通って、帰清、というルート。

母親の3姉妹と1弟、という構成が基本的に、おじおば会。
本日は、いとこが初参加。
結果的には運転手と言う役割で。

子供のころ、おじおばの皆さんには方々連れて行っていただいて。
で、いまや、70歳をすぎて、今度はこちらがお返しに、なんていう思いもあったりしたんですが、おじおばのみなさんが、車中や食事中、なにげなく語る昔話がとても楽しくて、逆に、こちらがはまってしまっている、と言う状態。

そこで、本日のMost impressible storyは、
この間書いた、母親がショウガ漬けから思い出した、興津の上の修道院の件。

あれ、実は、東海道線をこえたところにあった、尼寺だったそうな。
母親のすぐ下の妹、Sちゃんですが、の話。
数えの10歳のときの、小学校の夏休みの宿題。

「朝日を見てらっしゃい!」という宿題だったようで、今から考えると、浮世離れした、しかし、とても、温かな宿題です。60有余年前の。

で、おかあさんがそれじゃあ、といって、兄弟4人を尼寺に連れて行ってくれた由。泊まりでね。
おかあさん、ぼくからすると、あばあちゃんですが、学校の先生やってたりしたからね。

その夜、お父さんが何か、お土産を持って尼寺まで来てくれた、とも。
その夏休み、私たちだけだったよ、朝日を見てきたのは、って、60有余年まえの数えで10歳のおばさんは、誇らしげに、懐かしげに語っていた。

いい話です。

司馬遼太郎は、昭和の日本を語ることを拒否していましたが、つまり、腹が立って仕方がなくて、と言うことだったようですが、実は、田舎の町で、こんな、安らぐエピソードをもった家族もあったんですよね。

マクロで語る歴史とミクロで見つめる歴史。

おじおば会のもうひとつの喜び、というか、目的は、
めざせ!道の駅全制覇、です。

今日も、天城越え、道の駅と下田の道の駅、制覇。
そこで、地の野菜なんぞを買ってくるのが楽しみなんです。

今日の戦果、あしたば・やまうど・わらび・なのはな。それに、あまごのひもの。
さっそく、あまご以外は帰宅後、糠床へ。
あしたばなんて、どうなるやら。










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