まわりで起こっていること

since2004.12「糠漬け初心者」

聴くこと

2009年07月08日 | 家族
前にもアップしたけど、聴くこと。

子どもたちには、よく言うんだけどね、聴くことが大事なんだ、と。

人物を判断するのに、しゃべることより、どれだけ、聴けるか。

なんてことを、言っているんだけど。

古代ローマの哲学では、聴くことと考えることは、同義なんだ、と見ていたらしい。

思考=考えることは、常に空間を浮遊しながら人の耳から耳へと流れていくものだ、とされていた、という。

考えることも、自分だけの、自分独自の、私のものよ、という現代風とは、違っていたわけだ。

これ、茂木健一郎という脳科学者の、カラヤンについて、の文章のなかに、あるらしい。

どこかのブログに、ありました。

なにが言いたいか、というと、考えることやら、なにかに感情的になることやら、ってのが、実は、空間をただよっているんだよ、ということ。

あなたのものでは、あなたのオリジナルなものでは、ありませんよ、ということに、なるんだろうね。

今きている感情、それ、どこか、よそから来ているからね。

みたいな会話を、妻とは、よく交わす。

この区分けが、できちゃえば、楽なんだけどね、諸事。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« はじめてのおつかい | トップ | 広告がないらしい »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

家族」カテゴリの最新記事