まわりで起こっていること

since2004.12「糠漬け初心者」

免許更新、忘れる

2005年04月21日 | Weblog
2ケ月くらい、免許の更新、忘れたまま。
昨日、慌てる。
至急、妻に運転手を要請。
写真をとったり、住民票ととったり、警察・免許センターへ行ったり。

ラッキーなことに、昨日のうちに、すべて済ませる。
ほんと、最近、ラッキーなことが多いような気がする。


尼寺での、母親達の昔話を聞いてから、なぜか、三好達治の「雪」という詩が浮かんでいる。

 太郎を眠らせ 太郎の屋根に雪降りつむ
 次郎を眠らせ 次郎の屋根に雪降りつむ

このフレーズが、戦争前の母親達の記憶に重なっている。


ところで、わが妻の最近のバイブル、「安心感」加藤諦三著。
落ち込んだり、ハタと気がついたり、起伏、はげしい。
でも、自由になっていくみたい。
今までの思い込みから、自由に考えていいんだ、と。

たとえば、妻の母親から、嫁にくる前、用事がなくても前掛けだけはしておきなさい、と言われた由。なにかにつけ、そのことが行動の足かせになっていた。
もちろん、母親はわが娘かわいさから、長男の所へ嫁にいって、姑・小姑やらから、いじめられないように、ということだったんだと思う。

そこで、夫が協力的でやさしくて、つまり、僕ですが、であれば、言うことはなかったんですが、未熟・自分勝手・透明人間の僕でしたから。

その「安心感」と言う本を貸してくれたのが、アロマテラピーをやっている友人のKくん。
彼女と妻と僕の関係って、面白くて、「1からはじまって2、そして3」という感じ。

1という自分との会話からはじまって、2の妻との会話、そしてKくんとの3の会話。
1はやっぱり自己完結してしまいがちな、点。2で平面となり、3で立体的に。

この関係は、わが息子のときにも感じたものでした。
長女が生まれ、次に長男が生まれたのですが、その時点では、長男はどこか、心もとなかった。お姉ちゃんの絶大な影響力の下に。で、次男が何年かして生まれる。
これ、息子達にとって、決定的でした。

弟であった長男がいきなり、兄貴になる。
弟によって兄貴になっていく。長女と長男の関係も変わる。

3によって、会話が立体化される。

そういえば、人間は人間を浴びて人間になる、とだれか、えらい人が言ってたっけ。



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2 コメント

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家族 (かたつむり)
2005-04-21 10:22:18
糠漬け初心者さんはのご家族はこのブログを読まれているんですか?私の夫は多分読んでません。(友達にも言ってませんし。)私が「読むなー」っていうオーラを出してるようで。なんだか知ってる人だと日記を読まれるみたいで照れくさいし、一生懸命やっていることを否定されたくないというのもあるし。家族に読ませないからって、家族を信頼していないという訳ではないんですが…。ブログは私にとってある種のセラピーみたいなもののように思います。「王様の耳はロバの耳!」と穴に叫んだ床屋のように、「私ってこんな人間です!」とブログに綴る事で楽になるんじゃないかと思います。
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「読めー」っていうオーラもねぇ! (糠漬け初心者)
2005-04-21 15:53:41
かたつむりさん、なかなか、ついているコメント、ありがとうございます。

もともと、自分の関心のままに、書きたいことを書く、という趣旨ですから、「読むなー」も「読めー」もないのですが。でも、アクセスのカウントって、気になります。

基本的には、匿名性を守りながらも、わかる人にはわかる、というスタンスです。僕の関心の方向と少しでもクロスする人がいて、で、その輪がコミュニティーのごとくに、それぞれに広がっていくといいな、という漠たる思いはあります。

そうそう、もちろん、妻は知っていますし、友人知人に声かけ運動してますよ。

一度くらいは、来てみてよ、と言う感じ。
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