暑い暑いの大合唱の列島模様。
俺、あんまり暑さ、寒さ、気にならなくて、なんて娘の前で言うと。
それ、危ないから、センサー壊れているかもよ、ってわけだ。
エアコンつけずに、そのまま熱中症であちら側へ旅立つ、と言うお年寄りの仲間、みたいだけどね。
もう何年になるのか、客先の旅行で、シンガポールへ行った時の、どの家もエアコンの室外機があり。
なんて光景、思い出すな。
いつの間にか、わが列島でも、そんな光景に近い風情で、この暑さでは、エアコンをつけなきゃダメですよ。
ってね。
靴はもちろん、終生、着物しか着なかった、と言う志ん生の話が懐かしく思われる、って、このメンタル、やばいかね。
ノスタルジックな。
懐古、懐旧趣味、みたいな。
前にも書いたけれど、戦時中の、戦意高揚の行進に、靴を履かされ歩かされ、って噺家一同。
足の痛みに耐えかねて、なのか、博打したさ、からなのか、隊列を抜け出し、なんて逸話。
当時は、なんたって、講談とかが華やかで、なにせ、忠君愛国の様が、ね、落語と違って。
かたや、やれ、クマさんだの、品川心中だの、廓の話だったり、怠け者の話だったりだから、ね。
どうも、このところ、落語づいちゃって、昨日も、44度の車中、志ん生を聴いていた。
一度ゾーンに入ると、なんでもおかしくなっちゃう、まるで、箸が転がるのも面白い、って風情だ。
昨夜は、恒例の田中会のあと、80歳越えの方と一献傾け。
その前日は、昭和の一桁世代、昨日は、ちょっと二桁に入った御仁。
そりゃ、懐旧趣味に陥るのも宜なるかな、ってわけだ。
昨日、Facebookにアップしたんだけど、この間のおじおば会、掛川へ向かう高速道路からの白雲が素晴らしく。
隣に座る娘に撮ってもらったんだけど、感嘆の声しか出なかった。
なんて言うのか、鮮やかな白が、ね。
なにかの予兆のような、そんな雲だった。
天変地異含め、政治状況もきな臭く、なにかの変わり目、と言うことは、なんとなく、わかるような。
そんな時だから、なおさらに、その鮮やかな白が印象的で。
さて、セミの鳴き声を聴きながら、わがカラダとの対話に向かうとするか。
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