まわりで起こっていること

since2004.12「糠漬け初心者」

キャベツ畑の夜

2006年09月13日 | Weblog
井川のキャベツ畑へ行った時。

これは、野○をするところ。

大地に向かってすると、病気もなおる、とは、オーナーのOさんの弁。

その晩、酔った彼は、そこへ泊まっていくことになる。

夜は暗いだろうな。

漆黒の闇。

物音もしないし、人の気配もしないし。

彼いわく、かもしかが口紅つけて、カラオケ歌いに来る、と。

自称大正13年生まれ、ほんとは、10歳くらい若いんだろうけど。

53歳のとき、親友がなくなった。

この間、泊まった時、酒を飲みながら、その彼を呼んだんだって。

でも、来なかったな、とポツリと言う。

朴訥な彼の語りには、哀愁があった。

超能力者ごっこで、実は、そのとき、その彼は、そこにいたよ、なんていう、軽口は言えなかった。



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