というなら、コスタリカのアキアレス、という珈琲タイム。
の方が、おしゃれだな。
タバコに似合いの地からやってきてくれた豆。
彼の地では、どんな生産方法なのか、フェアトレードは成り立っているのか。
子どもたちは過重労働に苛まれていないのか、なんて話になるのも、夕べテレビから流れてきていた。
池上彰さんのSDGs、ってやつで。
こんなこと書くと、だけど、胡散臭くてさ、あの標語、というのか、提示の仕方、というのか。
ま、大人気ないか、世間の大きな潮に向かって物言うなんて、ってことか。
ところで、このところの「短編小説フェチ」の世界での出来事だけど。
井伏鱒二、ね。
彼の短編集の後書きを、亀井勝一郎が書いていて。
いい文章だな、と思った次第、中学の教科書かなんかに出てきていたか。
どんな具合にいいのか、とここに書き表すことができないくらいにいい、とでも言っておくか。
松尾芭蕉の文章も引用されていて、小説家の、物書きの心のうちを書いていた。
「政治と文学」なんていうテーマの華やかなりし頃だったのか。
世間に通用する、つまり、有用な人間に憧れつつ、無用な人間に成り果てた物書き、なんて具合。
くだんのSDGsなんてのも、有用な人間になりなさい、という見えないメッセージだろうな。
もっとも、有用って何?なんて問いも成り立つけれど。
そうそう、短編小説フェチなんてのの源には、世界は物語で成り立っている、なんて事があって。
それぞれがそれぞれの物語を携え、解釈し、だけど、時として「大きな物語」を押し付けられてしまう。
知らぬ間に、ね。
なんて仕組みだな。
クワバラクワバラだ。
青くなって逃げ出しなさい、って歌ったのは、誰だっけ、加川良?岡林信康?忘れたな。
ということだ。
そんなこんなで、今日の日曜日は、この後、入社希望の方との面接。
新しい出会い、というわけだ。
日に新たに日々に新たにまた日に新たなり、ってことになるね。