今朝は、少し残っている雨がいい。
なんとも落ち着いた風情。
車から降りる時に出会ったいつものランナー。
おはようございます、とお互い声を掛け合い。
彼、なんの仕事してるのかな、なんて感想が湧いてきた。
ほんの少し感じる雨の中、マスク姿での走りに感心していたんだ。
そんな朝は、ブラジルからのシャパドンの豆。
ふくよかな感じがするな。
この土日は、我ながらプチ・ハードなジョギングで、なんだけど、フォームロールを始め。
だんだんとカラダとの対話が上手になってきたので、少しの筋肉痛と迎えた朝、と言ったところ。
昨夜は、有名な映画、「ET」の後半を初めて観た。
宇宙からの来訪者、なわけだ。
宇宙人、ね。
もし、地球が井戸だとしたら、われわれ、ホモ・サピエンスは、井の中の蛙、ってことになるね。
僕らの知らない世界があるんだぞ、ってなもんだ。
なんだけど、そのメンタル、というのか、思考の方向性、ってのは、やばいといえばやばいかもね。
まだまだもっともっと、の世界に近いからね。
無知の知、なんてのも、うかうかしているとその世界と似たものにもなりそうだな。
今あるものに納得せず、やがては我も翌檜に、明日はなろうアスナロに、ってわけだ。
どうしても、現実から目を背けさせる衝動に駆られがちなのが、井の中の蛙、でもあるんだけど。
有象無象の、海千山千の、後何かな、浮かんでこないけど、情報というものに踊らされ、と。
もっとも、だから、映画とか小説とか演劇とかが囃し立てられ、というのもありなんだろうな。
世が世なら、とか、昔は俺もこうだったああだった、とかね。
でも、実際にあるのは、雨に濡れたベランダの風情を愛でている今、ってことでもあり。
と巴川の向こうを眺めたら、ETをカゴに乗せたような御仁が自転車で走りすぎて行った。
今から森へ向かい、ETをウチへ返す算段でもしてるのかもしれない、なんてね。
妄想は自由自在、です。
すると、川面を白鷺が真っ白く舞って行った、いつみても純白なんだよね、あの鳥。
さて、そろそろ、当方も今日に舞っていくとするか。