という言葉から始まった、昨日の新入社員さんとの個人ミーティング。
ポイントは、二つ、もう、と、悩んでいる、の言葉、って全部だけど。
悩みのタネは、先輩と車に乗っている時に、タバコが臭い、ということなんだけどね。
僕は、悩み解決AIじゃないので、その先輩に言えばいいでしょ、くらいに応じたんだけど。
すると、その先輩、防塵マスク、つけとけ、と言ったそうで。
なるほど、面白い解決策だ、と思った次第で。
んなこと言わず、新入社員さんをもっと大事にしろよ、もありだし。
そもそも、同じ車内で、タバコ吸うなんて、言語道断、百害あって一利なしのタバコなんだから。
もアリだね。
時代の趨勢的には、先輩の返しは、随分と分が悪いことになるだろうね。
こんな話、労働基準監督署に持って行ったら、返す刀でアウト!ってね。
今思い浮かんだのが、達磨大師とその弟子、慧可の関係なんだけどね。
達磨さん、弟子は取らないことで有名だったそうで、しかし、くだんの慧可がどうしても。
弟子にしてほしい、ということで、自分の肘から下を切り落とし、このくらい、弟子にしていただきたい。
思いが強いのです、くらいの感じで、達磨大師の前に登場、なんてのが、言い伝えられているんだけど。
流石に達磨さんも、それじゃ仕方ない、と弟子にした、なんて話ね。
上記、タバコと慧可の話を繋げたら、さぞかしハーバード流の、世界でも有数な。
人使いのシステム、仕組み作りの御仁からしたら、怒り心頭、だろうな。
と思いつつ、書いているんだけど。
その慧可、ある時、悩みきわまり、これほど修行しているんですが、悩みが沸き起こり止まりません。
くらいの話を達磨さんにしたわけだ。
すると、達磨さん、わかった、それを全部俺が解決してやる。
剛毅なもんだね。
さすが、師匠、ってなもんだ。
わかったから、その悩みを俺の前に持ってこい、俺に見せてみろ、と。
慧可、たぶん、瞬間、ん?ってなったと思うけど、流石に慧可なわけで。
次の瞬間、頓悟した、つまり、悟りを開いた、とエピソードワンになった。
なんてこともあるそうだから。
どんな仕事、どんな場面であっても、その可能性は開かれていて、ただ、こちら側の希求次第。
ってことかもね。
もっとも、くだんのタバコの話は、粗製乱造された、仕事のない、暇な弁護士にでも見つかった日にゃ。
どこぞの、なんとか相談所からの訴訟のネタにされるかもしれないな。
そうだ、訴訟なんてのは、どうでもよくて、もう、という言葉なんだ。
ほら、僕の想定通り、仕事のシーンって、悩みがつきものでしょ、なんてメンタルの写し絵。
それ、あなたの勝手な解釈でしょ、ってなもんなんだけどね。
そこで、自分の正しさを証明したうれしさを表現しなくてもいいんだけどね。
そう言えば、地震学者のなんとかさん、名前忘れたけど、関東大震災だったかな。
師匠のなんとか博士が、断固として否定している予知が、その弟子のなんとかさん。
ベタにあたり、グラグラ揺れ出した瞬間、ガッツポーズをした。
なんてエピソードツウがあったな、これ、たしか、吉村昭さんが書いていたんじゃなかったかな。
そんな感じで、わが正しさの証明なら、人類が滅んでもいいくらいの勢でしょ。
ガッツポーズ、そこじゃないでしょ、ってツッコミ、入りそうだけど、ね。
さて、今から、人類の幸せのために、エピソードスリー、骨ストレッチを始めるか。