まわりで起こっていること

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暴力

2012年10月19日 | Weblog
関西方面で、わけわからない事件が起きているね。

角田という女性が、中心人物のようで。

その周辺で、何人も死んでいる。

あんまりフォローしてないので、詳しいことはわからないけど。

ざっくり言っちゃうと、日常生活のなかに、暴力が侵入してきた、というイメージかな。

あるいは、価値観の違う者たちが出会ってしまった、とでもいうのか。

人を虐げて自分がいい思いをする。

という価値を、自分にゆるしてしまったらね。

つまり、強いものが支配する、と。

手がつけられないね。

落語の世界に、「らくだ」っていう人物が登場するけど。

家賃ははらわない、催促にいくと、大家さんをおどかす。

隣近所の人たちは、みんななんらかの被害をうけている。

というらくだのように、もっさりした大男が、ふぐにあたって死んでしまった。

というところから、「らくだ」は始まるんだけど。

みんな、ありがたいねぇ、とよくフグがあててくれたね。

ってなもんだけどね。

関西の事件で、隣近所の方や被害者の親戚の方が、口からあわを吹くように語っていた。

高校のとき、担任の先生が、小柄な、インテリ先生だったけど。

力が正義だよ、って、言ってたな。

今では、その力を、警察とかにまかせちゃっている観がある。

311以後の、日本をおおっている、絆とかのキーワードに、北野武がイライラしていたらしく。

新作の、またぞろのバイオレンス映画で、それに対するアンチテーゼを提示した、というんだけどね。

また聞きですが。

暴力が、日常から隠されている時代とでもいいましょうか。

そんな日常に、暴力が侵入すると、とまどいますね。

おいおい、そんな準備、してなかったよ、ずるいよ、って感じで。

もっとも、やくざの世界では、いや、その世界だけでなく、けっこう、世界的に暴力は、見え隠れもしているわけで。

国際間の、国益合戦なんてのも、まさに、それで。

食い物の奪い合いが、日常から消えて久しいので。

暴力が見えにくくなってもいるのかも。

ずっと前、知り合いの家が汲取だったころ。

バキュームカーに向かって、おらんち、クソをもってくな。

って、おこった息子をみて、ねぇ、うちの子はケチでこまるんだよ。

って、お母さんが言ってたっけ。

それと暴力と、どんな関係があるか、わかりませんが。

似ていなくもないな、と。


コメント
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