端布に恋した私

小さな端布を 縫い集めてつくるパッチワークは 
私の楽しい趣味の一つです。

老いる

2012-08-31 | 思うこと

若い頃は 本当に朝が苦手でした。 母は「だから兎は亀にまけたんだよ」と 干支が兎の私に皮肉をこめて言っていました。

ところが段々年齢を重ねるごとに 就寝時間が早くなり 朝も早く目覚めるようになりました。睡眠をとるのも 体力が必要との話は本当だと 実感しています。

動作は緩慢になり 注意力は衰え すぐ涙もろくなり 要らぬ心配ばかりしています。

あんなに悲しかったことは無いと思うことも経験し こんなに辛抱しなければならないのかと思ったこともあり 色々なことを経験し 今があるのだと自分に言い聞かせています。

このお財布の 蚊絣 私の大好きな布です。 木綿ですから普段着だったものです。

それがこんなに 綺麗な状態で 今ここにあるのは 大事に丁寧に 着られていたのでしょう。

持ち主は どんな人生を 過ごされたのか この世に生きてよかった と思っておられるだろうかと 思い巡らせています。

そんな布に 私なりに ほんの少しの 刺繍をして 楽しんでいます。

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豆 腐

2012-08-29 | 食べ物

いつも 利用する スーパーは 豆腐コーナーが充実しています。 お店でも豆腐を作っていますので お昼前に行けば ほやほやのザル豆腐に出会えます。

何より 種類が多いので 選ぶのが楽しみです。 私がよく買うのは一番堅いと表示してある豆腐です。  大げさに言わせてもらうなら 縄で縛っても大丈夫 なくらいです。

色々な堅さの豆腐 枝豆の豆腐 湯葉 豆乳 油揚げ 厚揚げ おから それに簡単な お豆腐の惣菜 と 田舎のスーパーにしては充実しています。

白あえのときは 一番堅い豆腐を 手でちぎってつかいます。 そうそう 冷汁の時もいいですね。

今日の白あえは この夏大活躍のゴーヤを薄くスライスして 湯に通し 糸こんにゃくを乾煎りして 味をつけ  湯通しの人参 とともに 練りゴマを使って 白あえにしました。

穴熊さんの <だれやめ>の 肴の一品です。 雨で 何もしないのに <だれやめ>とは私には 理解できません。

贔屓のプロ野球チームが 負けている試合を あれこれやじりつつ 飲んでいましたが それはそれで 飲めるのが 焼酎のみのようです。 

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ポシェット

2012-08-28 | 趣味

親のどちらの 血を受け継いだのか ひょうきんなところが 私のどこかに あるのを認めないわけに行きません。

雨ばかりの毎日 先日の前掛けに鋏を入れ ポシェットにしました。 

口にはマグネットをつけ 5cm幅の 蓋を垂らしています。  美味しい吟醸酒の酒蔵の前垂れですから 気持ちよく 酔っ払ったお方を 飾りにつけました。

 

コレでこのポシェットの物語が出来ました。

お財布作りの 途中でしたが ホシェット作りが 頭の中をぐるぐる 廻り 飛び入りでした。

前掛けの 残りの布 どうするか 又悩みが増えました。

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前掛け

2012-08-26 | 趣味

昨日行った ミニミニ骨董市で 私が買ったもの。 入り口の最初のお店のテントの柱に 下がっていた 前掛けです。

近頃 ネットのオークションでもこの前掛けが 人気なのです。 私が前掛けを選ぶとき 私の物差しがあります。

勿論 バック作りに 耐える品でないと 古ければいいというものでもありません。

が と言って 新しい新品も 味がありません。

大抵 お店のPR を兼ねていますので 店の名前や 商品の名前が染め抜いてあります。

以前 見つけた前掛けは 裾の文字が右から左へと書いてあり  それだけで 年代物だと思えるものでした。 筒型のリュックにして 肩紐を一本の 肩にかけるものに 作りました。

この前掛け 酒どころ秋田の 吟醸酒 <高清水>のものです。

生地も 色も デザインも さすがに 吟醸酒の蔵元の 前掛けです。品があります。

すぐに 紐を外し たわしで洗いました。 こんな作業も 古布を手にしたときの楽しみの一つです。 裾の デザインされた文字がなんとも モダンです。

裾を生かせば <高清水>の部分が 消えそうだし <高清水>の文字を生かして ポシェットにしたら 裾の 文字が生かせないし アイロンを掛けつつ 悩んでいます。

遠い 東北の秋田の蔵元の前掛けが どんな経緯で 私の所へ 来たのか  何度も眺めて     前掛けに事情を聞いている私です。

袋に 変身したら  見てくださいね。 

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ポシェット

2012-08-25 | 趣味

建材屋さんの 広い駐車場で ミニ骨董市が開催されるとかで昨日チラシが入っていました。

縫い物のお友達 栞さんと 朝早く 行ってきました。  テントが15ほどの小さい小さい骨董市ですが 其の中で古布 古着のお店が5軒ほどありました。 

リメイクや 古布で細工をする人が 増えたのでしょうか 沢山の人でした。

当然 値段も 段々上がり気味 人気の物は 私などには手が出せません。

型染めを 小さく切ったものがあり バックには いい感じです。

幟を柿渋で染めたものも たくさんありましたが 見るだけでした。

それでも 冷やかしつつ 見て回っても 楽しいのが 骨董市です。 太陽が暑くならないうちに 帰ってきました。

いつものポシェットが 出来上がりました。 秋に向けて 色々作っていますが 2個づつを 目安に 決めています。

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目上がる

2012-08-24 | 思うこと

 私の住む地方の言葉に <目上がる>と言う 言葉があります。 他人より目立つ 行動をしたり 発言したりすると 言われる言葉です。  目立つをより強調し皮肉をこめた言葉です。

田舎に住むということは 其の世界になじむまで 時間がかかります。  血縁関係を覚え それぞれの家のつながりを覚え ずーと住んでいる 方々の 目に見えない 了解を 得るまでには 時間がかかります。

「さん」をつけて呼ばれるうちは まだまだです。「ちゃん」をつけて 呼ばれるようになれば 立派な集落の 住民です。

そんな<目上がり> の 我が家の彼岸花が もう 咲きました。。

秋明菊も咲き始めました。

朝顔は 今が盛りです。

八重咲きの 山吹 季節を間違えて 咲いています。

 

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落花生

2012-08-22 | 食べ物

ご近所の広い 落花生畑の収穫が 始まりました。 

穴熊さんも 我が家の落花生の 実の完熟具合を気にしていましたが 三日前から 収穫を始めました。

だれやみのつまみに 塩茹でしたものが 大好きで 自分で収穫して 私は圧力鍋で茹でる係りです。

ほくほくして 美味しい落花生です。  この落花生の美味しさに 昨年は 野猿が出没し 株ごと引いて 木陰に持っていって 食べていますが今年は まだ出没していません。

美味しいものは 猿も知っているようです。

まだまだ 作るつもりの キーホルダーですが 一寸一休み。

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唐辛子

2012-08-20 | Weblog

穴熊さんが 唐辛子の収穫を始めました。 毎年この時期の 仕事です。

赤く色づいたのを 収穫して 干して 保存します。 我が家の食卓に 欠かせません。

小さなポシェットが 出来上がりました。

幅20cm 深さ20cmです。 

暑い 暑いといいつつ 昨夜は エアコンもつけず 開け放した 窓の網戸からの 風は心地よいものでした。 季節は 少しづつ 秋に近づいているようです。 

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震 災

2012-08-18 | 思うこと

大豆とひじきの煮物は 我が家の定番おかずです。  大豆と ひじき 人参 ごぼうを入れて味をつけて 煮るだけです。

大豆を柔くするのに 手間が要りますが 生協のドライパックの大豆を使いだして すぐ料理できるので この缶詰は我が家の 常備です。

先日 買い置きの物を出して見たら 缶のプルトップが付いていません。 近頃 購入したものには プルトップが 付いています。

鈍感な私は 購入しても すぐ収納してしまい 余り注意してみることもありませんでした。

不思議に思い 生協に聞いてみました。 あの3.11の震災で プルトップの会社が被災し 一時 操業できなくなり やもうえず普通の缶に なっての生産だったとのこと。

まだまだ 沢山の方々が 仮設住宅で 不自由な生活を強いられ  原発の近くの方々は 住み慣れた 自分の家に 帰ることも出来ず どんなに歯がゆいことだろう と思っています。

遠く離れて住む 私もあの大変な 震災を 忘れてはいけない と思った 日でした。

高校生の 俳句甲子園が始まりました。

  過去の入選の句

   < 夏雲や  生き残ることは 生きること>

の 句を思い出しています。

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言 葉

2012-08-17 | Weblog

オリンピックが終わり メダリストたちがそれぞれ ふるさとや職場に報告やお礼に 帰郷している 様子が テレビに出ていますが 皆さん感心するくらい挨拶が上手。

私の世代では 学校で 読むこと 書くこと は習いましたが 話すことは教えられなかったような気がします。

いつも 女の井戸端会議や 雑談は言いたい放題に言葉を発している私 人様の前で かしこまって 言葉を発するような 機会はありません。

親の気持ちを子供に伝える 妻の気持ちを夫に伝える 御礼を友達に伝える などいつも言葉で 喋っていますが 本心が伝わっているか 気にかかります。 

そんな中 オリンピックの 選手達 応援していただいた方々への 感謝の気持ち 指導者への感謝 そして自分の努力をさりげなく 言葉にしてインタビューに 答えているのには 感心してしまいます。

長年 連れ添った二人で生活していても 近頃は 意志の通じないことばかりです。歳を重ねるのも 難儀なことです。

気分転換に キーホルダーを 作りました。

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