端布に恋した私

小さな端布を 縫い集めてつくるパッチワークは 
私の楽しい趣味の一つです。

惣 菜

2018-09-27 | 食べ物

惣菜と聞いてまず わたしの場合 頭に浮かぶのは おからです。

子供の頃 つつましい暮らしの 我が家 よく食卓に登場していました。

私の行く いつもの スーパーは店内で美味しいお豆腐を作っています。 

縄で縛っても大丈夫なくらいの 硬いものから トロトロのざる豆腐まで豆腐好きに 文句を言わせません。

そんな豆腐コーナーの 台の下に恥ずかしそうに おいてある おから 600gほどの袋入りが20円です。

どんこの椎茸を入れ 人参 油揚げ にら を細切りにして 炒め味付けをして おからを入れて炒り煮です。

こんな料理 絶対年寄りが作ったものが 美味しいと 私は自負しています。

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思うこと

2018-09-26 | Weblog

夏も終わろうとする 8月の末 私の部屋のエアコンが故障しました。

長く働いてもらったエアコンですから もう修理の部品もないだろうと思うし……。

思い切って 電器屋さんに電話して 取り換えていただきました。

工事が済んで 代金を支払ったら 領収書と一緒にタオルを一本いただきました。

一昔前なら ともかく今の時代に タオルを一本いただくことは めったにありません。

私が子供のころは 盆 暮れにはいつも買い物をするお店からは 必ず日めくりカレンダーや 日本タオルが届いていました。

私の住む この田舎にも 田圃の中の国道沿いに 今流行の新しい量販店が開店しました。

24時間営業で ネオンを輝かせています。

どんなところか 野次馬根性の私出かけてみました。

ショッピングの籠に 品物を入れて出口のレジで精算ですが レジの台数半分は 自分で精算する仕組みです。

えっ? と私   私はお客よ ありがとうございますの一言もなく お前に売ってやるのだ 金を払って 持って帰れとまでは言わなくても

そんな仕組みです。

パーコードを画面に当て読み取らせ 自前の袋を広げて入れていきます。

高齢の私 皺をバーコードと間違えて液晶画面が読み取るのではないかと 短い手を伸ばして 掲げます。

小銭を探して入れるのは 後ろの方にご迷惑かと 高額紙幣をかませて お釣りを待ちます。

ようやく精算を終えて わずかな高齢者の買い物が終わりです。

ありがとうございますの言葉も お気をつけての言葉もありません。

何とも 味気ない買い物でした。

これからは こんなお店が多くなるのでしょうが 高齢者には 買い物も難儀になりそうです。

 

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準備oK

2018-09-25 | 思うこと

9月17日は 敬老の日でした。

40戸余りの 私の集落 75才以上の高齢者が 招待の対象です。

以前は婦人会が 前日から準備し料理を仕込み 世帯主と 嫁は婦人会での参加で それはそれはにぎやかでした。

ところが私の集落も高齢化が進み 今年の高齢者は 25人が対象です。

会場の 公民館も 狭くなり 今は役員 幹事が接待し 料理も仕出し屋さんの料理です。

そんな中 80才を迎える 高齢者には記念の写真が贈呈されます。

敬老の日の 一週間前に隣町のカメラ屋さんにそろって出かけ 撮ってもらいました。

数枚 デジカメで撮影してもらい 自分であれがいいこっちがいいと 選びましたが 大きなカメラを手にしたカメラマンに

「あんた 今のデジカメ 加工ができるから シミ皺を消して色白にしてね」と 言って帰った写真がこれです。

20年前の 服を着て パーマやさんに行って にっこりしましたが もともとがもともとですから 皆さんにお見せするわけにはいきません。

この写真 敬老の日の席でいただき お礼を言いつつ頭を下げましたが この写真を胸に 宴席の前に立たされると おしゃべりの私の血が騒ぎます。

「本日は 私の告別式に かくも沢山の方に参列していただき 心から感謝しています。 

と 即興で あれこれ自分の思いを挨拶をしました。

高齢者が少なく 長寿が珍しい時代は 80才でも おめでたいことだったのでしょうが 高齢者が多くなり 医療費がかさみ 

認知症があふれ 少子化の時代に 80才おめでとうございます。と遺影をいただくのも 喜んでばかりいられません。

出来るなら 小さな写真で ひっそりと見送っていただきたいと 心から願っています。

いよいよ 私も80才に突入です。

これからどう生きるか 何をするか 棺桶に入れられたとき 自分で満足した人生だったと 感じられるか まだまだ悩みが続きます。

庭の 秋明菊が咲き始めました。  

上品なお軸をかけて この花を活けて お茶を一服いただきながら 俳句の一句も 捻りたいものです。

私には無理でしょうね。

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充 電

2018-09-14 | 思うこと

いつも バックに入れているデジカメは もう買い替えかなあーと 思うくらいに出世しています。

何を写すでもなく ブログの写真だけです。

バッテリーは 3個充電しつつ交代に使っていますが 新しい3号も近頃はすねて バッテリーが切れていますと表示が出ます。

電池を出し 素人知識の私は綿棒で金属部分をコチョ コチョとして 納めると 何事もなく働いてくれます。

カメラの充電のほか アイポットや携帯電話 穴熊さんの髭剃り 掃除機 その他の工具など 充電して使うものが多くなり あれ? 

どの 充電器だったか 高齢者は迷うことが多くなりました。

そこで シールにネームを書き 貼り付けました。

これで 一安心です。

えっ?  私の充電ですか それそれ 一番先にしてほしいですね。

もう 電池が切れそうで 赤ランプです。

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苦 瓜

2018-09-13 | 食べ物

もういない実家の父は 南九州の生まれだったせいか 小さな菜園には夏になると 苦瓜が沢山下がっていました。

大人はなんであんなに 苦いものを食べるのだろうと 丸い食卓に並ぶ苦瓜料理を眺めていました。

そんな我が家 夏には苦瓜料理の出番が 多くなります。

生で薄くスライスして 酢につけたり 天ぷらにしたり 豆腐 豚肉などと味噌でいためたりして 食卓に登場します。

今日は薄くスライスして 削り節とゴマを入れて 佃煮風に煮てみました。

あんな苦いもの 一生食べなくていいと 思っていたのに 今はあの苦みが何とも言えません。

冷蔵庫で 一週間は持つようですから 箸休めの一品です。

年齢を重ねて 色々人生の灰汁や苦みもたまっている私 せっせと苦瓜を食べて 浄化せねばなりません。

 

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故 郷

2018-09-12 | 思うこと

今朝 友達から立派な梨をいただきました。

生まれも育ちも 鳥取県の加代子さん 故郷を遠く離れて 宮崎県に住んでいます。

娘さんも お孫さんもご近所に住んで 寂しくはないのですが 故郷に住む御姉妹は 故郷を覚えておいてほしいと この時期毎年梨が届くのです。

由緒正しい 鳥取の二十世紀梨です。

子供のころから なじんだ味ですから 近頃の品種改良のの梨より 美味しいに違いありません。

幼いころ 姉妹でお母さまの剥いてくれる梨の手元を見つめ 食べたあの味を 思い出しつつ お孫さんとかみしめて食べるのだろうなあーと 想像しています。

冷たく冷やして 加代子さんの故郷を 私も頂きます。

 

 

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災 害

2018-09-06 | 自然

先日の 強力な台風の被害をテレビで見つつ 大変だろうなあーと 見ていましたが今朝 テレビをつけたら

北海道が大変なことになっています。

地震は予期せず おこるので本当に恐ろしく思います。

私たちのような高齢者は 足や腰も弱り 動作も緩慢になり 逃げることもままなりません。

夜明けとともに テレビは地震の速報を 伝えています。

まだ余震も 続いているようです。

救助が一刻も早く始まり 命が助けられることを 祈らずにはいられません。

他人事ではありません。 私もしっかり 非常用持ち出しを点検しておかなければなりません。

今朝 早くごみを出しに行ったら 畑から帰る自転車に 遭遇しました。

「いるや?」 のあいさつに「いるいる」と私。

花オクラを いただきました。 食べるのに おしいようなオクラの花です。

しばし 眺めています。

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漫 画

2018-09-05 | 思うこと

矢部太郎さんの描く 漫画が手塚治虫文化賞を 受賞したとか それもほのぼのした漫画との コピー付きで 宣伝していました。

漫画には あまり食指を動かさない私ですが アマゾンに注文してしまいました。

矢部さんの お父さんは絵本作家だとか それにしても素人ポイ絵のタッチは それだけでほのぼのとしています。

高齢の 大家さんはまさに私です。 

若い元気な 若者を見ると おせっかいなことを口出ししている私がいます。

近頃の若い人 案外高齢者の頼みを聞いてくれます。

街に出かけたとき 飲み物を飲んで 背中のリュックのポケットに入れたいのに 面倒な時 若お兄さんを見つけて 背中のリュックのポケットに 入れてもらったことがあります。

勿論お礼は 言葉だけです。

私と同じ高齢の大家さんの 優しさ 若者を思う気持ち そしてそれを素直に感じている矢部君 お二人のほのぼのとした 関係が

朴訥とした 絵とともに 温かい感じでした。

眠れぬ夜に 一気に読んでしまいました。

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一度に

2018-09-04 | 思うこと

この夏の 猛暑のせいか 我が家の高齢者二人も ばて気味です。

いよいよ 覚悟をせねばならないかと 思いつつ お互いに罵り合いつつ暮らしています。

まあー けんか相手がいるだけでもいいかと メンテナンスだらけの 体を持て余しています。

そんな中  帰省した息子が 母ちゃんエアコン壊れているよと 私に告げました。

「えっ」 そんなはずはないよと言いつつ リモコンを押せばなんと生暖かい風です。

すぐ電気屋さんに 電話して 取り換えていただきました。

そして仕事に戻った 次男が部屋の隅に置いておくと 夜中に動きを察して点灯するかわいいライトを二個と 風呂場の入り口置く

珪藻土のマットを 送ってくれました。 ネットは思った以上に 便利です。

そして 今日帰省していた長男一家が 我が家の

くたびれた掃除機を 見かねて マキタの充電式の 掃除機を送ってくれたようです。

まだ 説明書も理解できますし 組み立ても大丈夫です。

我が家の掃除機 ホースはガムテープで補修し あちこち引っ張って歩くと すねてひっくり返っていました。

それに高齢になると 握力もなくなり重いものはしんどくなっていました。

買い替え時期だと 感じつつ 辛抱するのが 高齢者です。

充電式ですから あちこちもってまわるのも 安心です。

大きなもの 重いもの 力のいるもの 使い方の難しいもの 高齢者には不向きだと今頃 自分が高齢になって 気づいています。

色々な 故障や買い替えは 連鎖するような気がします。 次は何が故障するか びくびくしています。

9月になって 少しづつ秋の気配を感じています。

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