端布に恋した私

小さな端布を 縫い集めてつくるパッチワークは 
私の楽しい趣味の一つです。

書生絣

2007-08-30 | Weblog
昨日また ポシェットが出来上がりました。
この布は 書生絣に刺し子をしたものです。
この布もまたまた頂き物です。 地味ですので赤い上等ちりめんで
「鷹の爪」を アップリケをしました。


それにしても 書生なんて言葉 近頃聞きません。
子供の頃 伯母の家に夏休みに行くと 下宿の大学生がいました。
伯母は 書生さんと呼んでいました。

この書生絣 その書生さんがよく着ていたので 書生絣と呼ぶのでしょう。

我が家の 「鷹の爪」も色づき始め 穴熊さんが少しづつ摘んで 
干しています。
美味しい 白菜漬けには 欠かせません。
それにしても 美しい 赤 です。
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ポシェット

2007-08-29 | Weblog
古い布を生かしたい思いから 袋作りにはまり パッチワークに
たどり着き 出来た袋を見てもらいたいと パソコンに挑戦し
古布の世界に魅せられ 刺し子を楽しむ方とも友達になりました。

その刺し子を楽しむ方から 端布を頂き 何にするか 楽しい悩みを
していましたが ポシェットにしました。
横21cm 縦23cmで 底はつまみマチです。

この布 段染めの刺し子の糸で 一針 一針刺したものです。
飾りがないので 遊び心で女房の「紋」はこれかなあーと
和の糸切りバサミの「紋」を アップリケしました。

これから秋の 旅行に いいのではないかと 思っています。 
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トートバック

2007-08-28 | Weblog
先日 アップのハウス団地 トートバック出来上がりました。
何個作っても 満足しません。

紺屋の白袴状態で 自分で使うことは余りありません。
目で眺めて 楽しんでいます。
縦 32cm
横 38cm
底幅10cm  です。

次に何を作るか 考えるのも楽しい作業です。
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残 暑

2007-08-26 | Weblog
この暑い日差し いつまで続くのでしょう。
午後は いつも近くのスポーツセンターのプールに 浸かって
いますが 一時しのぎで 夕飯の支度時になると また汗いっぱいです。

夏休みも残り わずかとなり 昨日は夕方親子会の子供たちが汗を
流して 空き瓶の回収に来ました。
子供のころ 夏休みの終わりにあわてて宿題を していましたが
その時期 母は決まって家族の布団の手入れをしていました。

布団の側を洗って 打ち直しの綿を入れていきますが 仕上げは
どうしても二人で 引っ張り合う必要があるからです。
真綿の端を口にくわえて 両手で広げ綿を包むようにして 
一面に広げて いました。
貧乏世帯の母の手は ささくれていて 繊細な真綿が引っかかるのを
いつも 嘆いていました。

勿論一人では中々の布団作りですが 私に手伝わせていたのは
女として 覚えるべきことなので それとなく教育していたのかな
と今にして思います。

今は ふかふかの羽毛布団で カバーを洗濯するくらいですが
楽になったものです。
部屋中に綱をめぐらし 虫干しをしたり 家族の着物を解き
洗い張りして 仕立て直しをしていました。

それに 夏に近くの用水路で 洗った骨だけの障子を貼ったり
本当に忙しくしていました。
そんな昔に比べて 今は楽なものです。

残暑の中 庭の紫式部 すこしづづ紫になっています。
秋明菊も蕾をつけ始めました。
残暑も もう少しでしょうか。
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酔芙蓉

2007-08-23 | Weblog
近くの 街路樹の「酔芙蓉」が 花をつけ始めました。
今年は 台風に痛めつけられて 花の数も少ないようです。

それにしても この花 夏の終わりから秋の終わりまで見ることが
出来ますが 早朝には真っ白い花 昼にはピンク 夕方には真っ赤
になっています。
そしてその名前が「酔芙蓉」とは 粋な名前です。

紫外線のいたずらで色が変わるらしいのですが これをお酒を飲んだ
人のように 名づけた方は どんな人でしょう。

近頃は 女性もビヤーガーデンで男性に混じって冷たいジョッキを
傾けていますが 幸せな世の中です。

いくら飲んでも 顔色の変わらない穴熊さん 今日は同窓で
暑気払いだと 勇んで出かけました。

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色あい

2007-08-21 | Weblog
八月も 半ばを過ぎましたが 日中は暑い暑い毎日です。
でも夜は 大分しのぎやすくなりました。

忙しさと 暑さで針を握る暇もありませんでしたが そろそろ
時間を見つけて始めようと思っています。

私などは 好きと言うだけの趣味でやっていますが 
いろいろな方の パッチワークキルトを本や展示会で 拝見している
と やっぱり 一に色合い 二に色合い 三 四がなくて 五に
技術と私は思っています。

この色合い 本当に難しい。 色同士の面積にも関係するし
彩度や明度にもよるし 「色の手帳」小学館を見ていると 知らない
色の名前が沢山 出ています。

色の名前と言えば 先日読んだ「吉原手引草」の中に 田舎から
出てきて 一生に一度遊郭で羽目をはずしたいと訪ねて来る 
田舎侍を 「浅葱裏」などと呼んで 女たちが馬鹿にする 
話が出てきます。
この時代 田舎侍の着物の裏がたいてい「浅葱色」の木綿だった
ようです。

それに由来して 野暮で不粋で遊郭で もてない男を 「浅葱裏」
とも 呼んでんでいたようです。

本当は 私も好きな色です。
沢山ある色の中で 和の呼び方をする色が沢山ありますが 着物の
染色や柄などのために呼ばれているのでしょうが 淡く微妙に
異なる色は 名前を 聞くだけでも 素敵です。

写真はトートーバックにするつもりでつないでいます。
こんなバックを 作るときは 透明なゴミ袋に入れた 端布を
かき混ぜながら 布を選んで作っています。
どんな小さな布も 捨てられません。
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2007-08-20 | Weblog
この二冊の本 今本屋さんで平積にしてあるものです。
「女性の品格」は 少し前に買って読んだもので「吉原手引草」は 
直木賞に惹かれて買ったものです。

「吉原手引草」は 題名のとおり遊郭吉原に生活する 人間模様を
描いたものです。
花魁に相手を願うべく 通う色々な 男性があの手この手で 花魁の
ご機嫌を伺います。

金で売られた 少女は色々な 教養を身につけ 世間を渡る術を
会得し 花魁としての富と名声を 物にしていきます。
一流の花魁の周りには 沢山の人間がうごめきます。

そんな花魁の 生活を読んでいくうちに 花魁こそ「女性の品格」を
身に着けていたのではないか そんな気がしてくるから不思議です。

今までの小説にない 手法で書かれたこの本 しばし江戸の町に
遊ばせてくれます。


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野ぼたん

2007-08-19 | Weblog
お盆が過ぎての 暑さはただことではありません。
朝早くと 夕方に動いて 日中はなるべく家の中です。

扇風機の生温かい風にも 耐えられず 何度もシャワーのお世話に
なっています。
我が家の「野ぼたん」 ようやく咲きました。
株は大きいのですが 今年は台風に何度もやられ か細い花は
中々見ることが出来ませんでしたが ようやく咲き始めました。

紫色の可愛い花ですが 夕方には 散ってしまいます。
これから初冬まで咲いて 楽しませてくれます。
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焼 酎

2007-08-18 | Weblog
夕方のニュースで 焼酎の仕込みが始まったことを伝えていました。
焼酎も色々な原料で作られ のん兵衛を喜ばせていますが 仕込みの
始まったのは 「芋焼酎」です。

我が家の周りの畑も原料の芋畑が沢山あります。
焼酎工場の 受け入れにあわせて これから先の季節 あちこちで
芋堀が始まります。
焼酎になる芋は 「黄金千貫」と言う品種です。
ほくほくして ふかして食べても美味しいものです。

この焼酎 この時期から少し値上がりしていますが だからと
言って 「だれやめ」の量が減ることはありません。
今年の「芋」の出来は 上々とのこと 美味しい 焼酎に
仕上がることでしょう。
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紛 争

2007-08-17 | Weblog
六十二年前の 八月十五日に 日本は戦争を終わらせましたが 
この体験を身を もって 体験した人も少なくなってきています。

やがて のど元を過ぎた熱さは 再び戦争へ向かうのではないかと
私は 心配しています。
今も 世界のどこかで 戦争が起こっていますが 関係のない
市民が巻き込まれているのは 本当に悲しいことです。

人と人が 分かり合えるのは 本当に難しいことです。

穴熊さんと暮らし始めて 40年を超えてしまいましたが 我が家にも
色々紛争がありました。
お金のこと 子供のこと 周りの人間関係のこと 原因は両手の指を
折っても 足りません。

お互いに我慢して今日があると思いますが お互い最終結論まで行か
なかったのは 勇気が欠けていたのだと思います。

今は もうそんな元気もなく 見た目は平穏な毎日です。
しかし 昭和一桁生まれの男は 身勝手です。
嫁は 自分の従属物くらいにしか 思っていません。
難聴になりつつある耳は 私の意見を聞く耳など 持ちません。

これだから 私が先に逝くわけにはいかないのです。
共同作業の 取入れが済んで ようやく我が家の平和が 訪れます。
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