着物のリメイクや 古布でのバック作りで 友達になった キヨ子さんは 私よりずーとお若い友達です。
布の話や 骨董の話が通じる 気の置けない友達です。
そのキヨ子さんに 幟旗を柿渋で染めて 味のある洋服に変身させる 加代子さんを紹介してと頼まれていました。
私の 都合とキヨ子さんの都合がよくて 加代子さん宅まで 押しかけることになりました。
同じ町内ですから 距離は問題ありません。
車で 迎えに来てくれた キヨ子さん なんと 下駄を助手席に そろえています。
勿論運転は 靴ですが なんとその下駄 山ブドウを編んだ 表です。
これは私が ずいぶん昔に 清水の舞台から飛び降りる覚悟で 買った山ブドウの籠です。
加代子さんから いただいた 板かるたの 飾りをつけています。
めったに 下げることはありませんが 眺めて自己満足しています。
なんとその 山ブドウの蔓を編んで 下駄にしたものがあったとは 知りませんでした。
キヨ子さんは この下駄を履き 書生絣を主役に 絣を縫いつないだブラウス 手の込んだ モンペ風の パンツをはいていました。
おしゃれです。
加代子さんは 沢山のリメイクの 洋服や小物を 飾っていました。
幟旗の洋服と 蚊帳のコートです。その奥は 兵児帯です。
色々な作品を見せていただき 柿渋染の指南を受け 女三人 姦しいとは このことです。
おしゃべりが止まらない中 穴熊さんのお昼が気になります。
ようやく腰を上げて 帰宅しました。
続きは またの機会です。
同じ趣味の友達は 本当にいいものです。