端布に恋した私

小さな端布を 縫い集めてつくるパッチワークは 
私の楽しい趣味の一つです。

蕎 麦

2008-12-31 | Weblog
心待ちにしていた 蕎麦が届きました。

穴熊さんの お友達の一人は蕎麦を耕作し 蕎麦まで打つ趣味人です。
其の方が 毎年手作りの年越蕎麦を 届けてくれるのです。

町が 休養地での蕎麦栽培を奨励している関係で あちこちで蕎麦が
栽培され 自分で蕎麦を打つ方も多いようです。

田舎の蕎麦を子供の頃から口にしていた 穴熊さんは お友達の蕎麦を
楽しみにしています。
田舎の味が 懐かしいのでしょう。

いよいよ大晦日です。
この不況や派遣社員の失職をニュースを見ていると 本当に心が痛みます。
食べ物が食べられ 夜安心して寝られるそれだけで 幸せです。
戦争を体験した 私は心からそう思います。


穏やかな暖かい大晦日 集落のはずれの神社は新年を迎える用意が
整っています。
時報と共に お参りの集落の人たちに 鏡開きが行われ ぜんざいと共に
振舞われます。
境内の 赤々と燃える大きな焚き火を囲んで 里帰りの幼友達とも
久しぶりの話が弾みます。

穴熊さんと二人 紅白が済めば 沢山着こんで お参りに行きます。
このままの生活が来年も 続きますように お願いはそれだけです。

この一年 私のブログを訪ねてくださった皆さん 本当にありがとう
ございました。
訪ねてくださる 皆さんの励ましが 原動力です。
来年もよろしくお願いします。

そして皆様にもよい新年を迎えられますよう お祈りします。
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納 め

2008-12-29 | Weblog
いつも通っているスポーツセンター 今日で今年はおしまいです。
週一回の アクアに参加していますが その他の日も自由にプールを使って
いいので 時間を作って 水の中を歩いています。
年末で 皆さん忙しいのか 歩き専用のコースすいていました。

もう10年続いていますが 私より先輩の方が マスターズの水泳に出場
したりして 頑張っておられるので 励みになります。

おかげでこの10年風邪を引いたことがありません。
自分を自分で励ましつつ 寒いこの時期 気合を入れて頑張っています。

今日は 寒い小雨です。
カイズカイブキの根元で小さく実を付けていた万両 遠慮なく背を伸ばし
見上げるほどの背丈です。

沢山の実を付けています やがてヒヨドリの餌になります。
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買い物

2008-12-28 | Weblog
爺と婆の二人暮らしでは 歳神様を迎える準備も ささやかです。
それでも世間並みに 色々のお付き合いや買い物に出掛けることになります。

第四日曜の今朝 早くから近くの町の「軽トラック市」に出かけました。
お正月の花 餅 野菜 漬物 乾物 魚と沢山の品物と人で
賑わっていました。


このみかん 少し青みがありますが 「スイートスプリング」と言う
名前で売り出し中の 美味しいみかんです。
レジ袋に 詰め放題で1000円でした。


近くに漁港があり マグロも水揚げされるので 沢山出ていました。
地元ならではの マグロの胃袋の湯通ししたものや ぶりのアラそのほか
沢山の干物や 小魚も出ていましたが 私が未練を残した「さごし」です。

人が多いばかりでなく ペットにも出会います。


変な毛刈りのワンちゃん カメラを向けたら 飼い主の方がチーズと 一言。
背中が 寒いのでないかと 飼い主に一言訪ねる私。

オバちゃんは いつでもお節介です。
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歳 末

2008-12-27 | Weblog
いつもと 変りのない生活なのに 歳末と言うケジメに振り回されています。
昨日は 穴熊さんも 散髪に朝早くから出かけました。
最後の任地の仕事場の近くの 散髪屋さんです。
山登りを 趣味に ご夫婦で鋏を握って おられるのです。

薄い頭ですから どうでもいいようなものですが 本人はこだわって
仕事が定年になっても わざわざ 出かけています。
珍しく 昨日はお土産を買ってきました。


漉し餡を米粉の側で包んでいますが 形から地元の人は 長饅頭と
呼んでいます。


もち米と違って米粉ですから 固くなりやすいのが 少し難でしょうか。

ここ二三日 私の地方も寒くなり 台所のストーブも 大活躍です。
薬缶や 鍋の煮物に活躍ですが 私の楽しみは 焼き芋。
アルミホイルに包んで 乗せておけば アッアッでホクホクの焼き芋の
出来上がりです。

ストーブが活躍するこの時期の 楽しみです。
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財 布

2008-12-25 | Weblog
年末と言うのに 少しでも時間の空きがあると 針を動かしています。
小銭入れの財布です。

私の定番で 蚊絣に無地を継ぎ足して アップリケや刺繍を入れて
16cmのファスナをつけてつくります。 
裏は着古しのブラウスや夏の簡単服を整理して 切り分けておいたもの
を使います。

自分で使うことは 余りありませんが 私の気持ちの代わりに
もらわれていきます。

財布といえば いつも使っている財布 いまいち使い勝手が悪く
街に出るたびに 財布売り場をのぞくのですが 気に入ったのが
見つかりません。

消費税が始まって小銭が沢山入るようになって 一目で小銭が 
見えるものが いいのですが 出会いがありません。

大きさは 横に福沢さんが二枚 一葉さんが一枚 野口さんが五枚ほど
入れば十分なのです。

色は あまり派手なのは イヤです。それかといって地味なのもイヤ。
地味派手な色合いがいいのですが 勿論柄なしがいいのです。
材質は ワニやダチョウはいやですね。 柔らかい牛かヤギ。
世間で言う ブランド物は 私の生活には不似合です。
豆腐や豚こま買って レジでブランド財布では お金出しそびれそうです。

それにカードを五枚くらい入れればいいのです。
色々なポイントカードは 別に入れています。

財布は 春に買うものだと 母の口癖でしたが きっと中身がパンパンに
張るようにとの語呂あわせと思うのですが いつも軽い私の財布
何時買ったのか 思い出せません。

今使っている財布も 手になじんで いい頃の汚れもついて 愛着もあり
手放せないのですが 少し飽きた感じです。

物事に固執する割には 飽きっぽい いやな性格の私。
身勝手なものです。

身の回りの日常に 使う品が自分のお気に入りで 手放せないものだと
それもステキなことだと思います。

年明けには お気に入りの財布 探してみようと思います。
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目 算

2008-12-24 | Weblog
スーパーでレジに並ぶとき 自分の籠の中身を一目して 大体の金額を
目算しますが 大体あっています。
財布の中身を確かめて 大体後何日は生活できると目算しますが 
年の暮れは 思わぬ集金や出費があり 私の目算も狂いがちです。

あまりお付き合いのない方が 急に訪ねて来たりすると 一瞬 
何の用事だろうか あの事だろうか このことだろうかと 
思い巡らし 心当たりがあるときは 笑顔も出来ますが まったく心当たり
もなく 目算が出来ないとき 挨拶の言葉もしどろもどろになって
しまいます。

我が家の干し柿 毎日眺めていましたが とうとう手を出してしまいました。
「おいしいー」 全部の数を確認し 残り幾つと引き算をしています。
干し柿は 生の柿とは又 違った美味しさ。
柿好きには たまりません。

口の中で 種を確認し 舌で種だけを裸にして出します。
この干し柿 料理でてんぷらにして食べる方法があるのを 本で読んだ
記憶がありますが 今度試してみましょう。

今日は サンタさんが来る日とか 嫌味もプラスして 大きなLLサイズの
靴下 枕元において寝ようかと思いましたが 我が家に煙突はないし 
うちのサンタ クリスマスにも気がついていないようですから 
せめて小さなケーキでも用意しましょう。
 
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棟 上

2008-12-23 | Weblog
昨日は 今年最後の大安でした。
私の住む集落も 段々少しづづ 元気がなくなっています。

そんな中 久しぶりに新築の棟上が ありました。
今流行の ○○住宅ではなく 昔ながらの大工さん棟梁の仕事の住宅です。

基礎工事が済み 二三日前から 切込みの済んだ材料が運ばれ 
柱が立てられ 昨日は晴れて棟上でした。

棟上の日には 知人親戚は「祝棟上」の熨斗をつけた焼酎を届け 
施主は工事の簡単な手伝いをお願いし 夕方からの祝いの膳に招待する
のが慣例でしたが 今は素人が手伝うのは 安全のこともあり 
祝いの膳の招待だけのことが 多いようです。

夕方 土板の張られた屋根に 施主 棟梁 大工さんが上り 神に安全を
祈り お神酒をささげます。

それが済むと 「せんぐまき」が行われます。
昔から「家を建てると さすらう」から気をつけよと年寄りが言って
いましたが 家を建てることは 周りのやっかみもあるし 気苦労も
抱える ことになるので 戒めたものでしょう。

それを祓うためにも 「せんぐまき」をして 皆に拾ってもらいます。

この行事 私の地方独特のもののようです。
小さな紅白のお餅と飴 それに和紙に包まれたお金もはいっています。

この時ばかりは 子供にかえり 必死です。
年寄りや 子供までにぎやかです。
エプロンの裾をまげて 下を見て 拾うのがコツです。


誰が すばしっこいか 帰りのレジ袋を見ればすぐ分かります。
近所の一年生 少ししかなく「おばちゃん頂戴」とべそかいていました。

こんな「せんぐまき」 昔はあちこちで行われていましたが 今は
プレハブの建売式が多く 見かけることも少なくなりました。
腕のいい 大工さんや棟梁 左官と昔からの職人さんが少なくなるのも
心配です。
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お 餅

2008-12-22 | Weblog
冬至も過ぎ 今年も本当に残り少なくなりました。
女の立ち話の中でも お餅の 準備の話が出るようになりました。

ほんの何年か前まで 田舎では 正月を迎えることは大変でした。
中でも 餅つきは4,5軒ごとの集まりで 年ごとに 当番の家を決めて
其の家で 共同で行っていました。 

その日は 朝早くから ブリキのバケツの水に入れられた 餅米が
それぞれ 持ち込まれます。

まだ朝日の出ないうちから 始まるので 勿論朝飯は抜きです。

木製の古びた三段重ねの蒸篭の 一番下が蒸しあがると男衆が 
ペッタンペッタン搗き始めます。

家の中では 一番の婆が 搗きあがった熱々の 餅をちぎるべく 
莚に座布団の 上がりガマチで 餅とり粉を広げて待ちます。
○餅文化圏の 私の地方 もちが四角なんて考えられません。
雑煮の餅も 丸ごと一個入ります。

熱々があがると 餅の主は お供えの数や大きさを指示し まず室蓋の中
に 収まります。 
年明けに嫁が 里に帰るときにも 嫁の実家に大きな餅を持たせるのが
習慣でしたから それも 準備します。

二回目が 搗きあがると 大きな鍋に 丸めた餡子が持ち込まれ 餡餅が
ちぎられ 女集が丸めます。
やわやわの餅は 子供をはじめ皆に 振舞われます。

今 思えば臼で搗いた 手作りの最高の贅沢な お餅でした。
それぞれの家で餡子の出来具合が異なり 大きさや 甘さ 固さも嫁次第
でした。
色々な餡餅を味わい 漬物をつまみ お茶を飲み 時間が過ぎていきます。

かたずけが済めば 皆で忘年会です。
子供から年寄りまで にぎやかな年取りでした。

餅つき機が安くで用意できるようになり 餅もあまり食べなくなり
ご近所の 世代も入れ替わり 今はもうそんな行事もありません。

見回せば 女で一番の婆は私 熱々の餅を真赤になった手で 千切って
いたかもしれないと ふと思っています。

庭の野ぼたん いつもなら霜で枯れているのに 今年はまだ 花を
付けています。
例年より暖かいのでしょうか。
 
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2008-12-21 | Weblog
田舎に住んでいると 大抵の家で 自家用の野菜を栽培しています。
それもプロ級です。

それに比べて 我が家の畑は 見ただけで ど素人と分かる菜園です。
種まきの時期をはずした蕪 今頃どうにか間引きの時期になり
間引きの最盛期です。

少しづつ 収穫し 漬物に利用しています。


収穫してすぐの 野菜の味は 身びいきもあって 一味美味しいものです。
でも この蕪 お正月の料理に 間に合いそうにもありません。



暮れの家事の忙しい中 頂いた70本あまりのスイトピーです。
スイトピー農家から頂いての お裾分けで頂きました。
こんなに 沢山のスイトピー 勿論頂くことなどありません。

なんともいえない いい香りが部屋中を漂っています。
暮れの家事も 楽しく出来そうです。

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油あげ

2008-12-20 | Weblog
熊本を 故郷に持つ友達がお裾分けで届けてくれた 「南関あげ」です。

最初頂いたときは びっくりしました。
なんと其の大きさ 23cmほどの真四角です。

こんな 大きなお揚げの出来る 豆腐はどんな大きさだろうか 
一度見てみたいものです。

世の中が便利になり その土地独特の食べ物が どこに住んでいても
手軽に手に入れ味わうことが 出来るようになりました。

そこで育ち 子供の頃から食べなじんだ味の 食べものは 
懐かしさと共に 格別の美味しさがあるようです。

この大きな揚げ 開いて色々なものを巻いて干瓢で結び 煮物にしたり
海苔巻きの寿司の 海苔の代わりに使ったりするようです。

きっとお正月の 料理には欠かせないものなのでしょう。

私が子供の頃 母の作る「稲荷寿司」は 油あげを三角に切つて 混ぜ寿司
を詰めたものでした。

「稲荷寿司」は三角とずーと思っていた私は 四角の「稲荷寿司」や
揚げを裏返しにして 作ったものを見たときは 田舎娘のショックでした。 

今は 三角の「稲荷寿司」もあまり見かけませんし 私が作るときも
四角の「稲荷寿司」が多いようです。

「稲荷寿司」が三角でも 四角でも 腹に入れば同じのようですが
あの三角の大きな「稲荷寿司」を食べるときは やっぱり懐かしさが
口に広がります。
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